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車買取業者から高額査定を引き出すコツとポイントを徹底解説

車の買取で高く売るコツを紹介

長年、大切に乗ってきた愛車を手放すとなれば、少しでも高く売りたいものです。

しかし、世の中にはディーラーでの下取りや買取専門店などさまざまな売却方法があります。高額買取を実現させるためには、どうすればよいのでしょうか。

今回の記事では、ディーラーでの下取りや、買取専門店などで高く売るためのコツ、さらに抑えておくべきポイントをご紹介し、お得に車を手放すためにはどうしたら良いかについて解説していきます。

ちょっとしたコツをおさえておくだけで、買取金額は大きく変わります。損することなく、車を売るために、ぜひ参考にしてください。

愛車の本当の価値を知りたいですか?

車を手放すときに、利用されているのはディーラーへの下取りです。しかし、このディーラーへの下取り、実は大きな間違いなのです。

ディーラーは車を販売するのが仕事であり、車の買取を行うのが主な業務ではありません。自分の愛車を正当に評価してもらうのは、複数の買取業者に査定してもらうのがいちばん。

「一括査定サービス」を使うと、必要情報をたった一回書くだけで、自動的に複数業者に査定依頼ができます。ディーラーへの下取りに比べると、10万円~30万円高い査定額が出ることも珍しくありません。まずは愛車がいくらで売れるか調べてみましょう。

愛車の価格を調べる >>


売却相場を把握する

高く車を買取って貰うために、まず知っておかねばならないことは、売却しようとしている車の価値がどの程度かということです。

提示された査定額が高いか安いかは、適正価格を把握しておくことではじめて判断することができます。そして、そのことで、あり得ないような安値で買い叩かれてしまうことを防ぐことができます。

なお、自分が乗っている車の相場価格を知るための方法については「車売却のコツ/中古車売却の相場を調べる方法と注意点を徹底解説」で詳細に解説していますので、ぜひ参考にしてください。

中古車の値段はあってないようなもの

物の価値というものは、さまざまな要因によって影響を受けるものであり、特に中古車は、「値段があってないようなもの」です。

例えば、いつも立ち寄るコンビニで購入する500mlのペットボトル飲料が、ディスカウントストアでは120円で販売されていると安いと感じます。このように、一般的に販売されている、その物の価格を把握し、その一般的な相場と比べることで、高いか安いかを判断することが可能です。

では、次に、富士山などの高い山の上にある売店で、その500mlのペットボトル飲料が200円で販売されていたらどうでしょうか?

シンプルに値段だけを見れば50円も高いとなりますが、山の上まで運ぶ手間賃が加算され、辺鄙な山の上で美味しい飲み物が飲めることを考えれば、それほど高いと感じません。

このように、物の価値が適正かどうかを判断するためには、平均的な相場と付加価値をきちんと把握しておく必要があるのです。

下取りの相場額を知る方法

自分の車がいくらで下取りされているのかを知りたい場合、簡単にインターネットで検索することが可能です。

ただし、実際の下取り価格は、色や車の状態などを査定した上で算出されますので、あくまで参考価格として理解しておきましょう。

下記にあるトヨタや日産の公式ホームページでは、会員登録などをすることなく、年式や距離、車種を入力することで、下取り相場を確認することができます。

相場のイメージ

トヨタ:下取り参考価格情報

トヨタが運営している下取り参考価格情報で、下取りの相場を見ることができます。

今や世界の車業界をけん引していると言っても過言ではない、トヨタのホームページ上で運営されているため、安心感があり、信頼性も十分です。

使い方は、メーカー、車種、年式を選択したのち、次のページで詳細なグレードを選択するだけという手軽さ。さらに、個人情報などは一切入力する必要がないという点も、非常に安心感があります。

日産:下取り参考価格シミュレーション

日産でも下取り参考価格シミュレーションができるページが用意されています。

トヨタのシミュレーションサイト同様、メーカー、車種、年式、グレードを選択していくだけで、下取りの参考価格を知ることができます。

こちらも、個人情報を入力する必要がなく、気軽に利用することが可能です。

どちらのサイトでも共通しているのは、トヨタならトヨタ車が、日産であれば日産車の方が高く出やすくなっているなど、ある程度の差があります。

より正確に予想するためには、両方のサイトで調べてみるとよいでしょう。

相見積りを取り、売却額を調べる

買取相場を知るためには、複数の買取専門店で査定見積を取ることが必要です。それぞれの買取店には、得意不得意や在庫状況などに違いがあり、店舗によって買取価格に差が出ることは珍しくありません。

そのため、自分の車の買取相場を知るためには、1社でも多くの査定見積を入手し、出された買取査定見積の平均を算出するようにしましょう。

買取店で見積もりを依頼するときのポイント

ただし、いくら相場を知るためだからとは言え、「売る気はないが査定額だけ知りたい」といったようなセリフは、絶対口にしてはいけません。

買取店側も商売である以上、まったく売却する気がないとわかった時点で、本気の査定額を提示してこないことがあるのです。

そこで、「車の買い替え(売却)を考えているが、高く買ってくれる店舗を探している」と単刀直入に言ってしまうのが良いでしょう。

担当者に、「このユーザーは好条件を提示することで売ってくれる」という期待を持たせることで、査定額はもちろん、さまざまな提案を引き出すことができます。

相見積は価格交渉における最強の武器

車だけでなく、家の購入やリフォームなど、高額な売買契約が必要な場合には、契約の前に必ず見積が存在します。

その後、金額や条件面などに双方が合意して、初めて売買契約を結ぶことになりますが、その際、いわゆる「相見積」を取り、価格や条件などの交渉材料にするのが一般的です。

相見積を取るときのコツとしては、売却時期やこちらからの要望など、同一条件で見積を取ることと、相見積を取ることが前提であると先に伝えることです。

そうすることで、自然と競争意識が生まれ、本当にあなたの車を欲しいと思った業者からは、どこにも負けないような査定額や条件を提示してもらいやすくなります。

逆に、あまり意欲のない業者からは、無駄な労力をかけないようにするため、好条件の見積が出てくることはなく、ユーザー側としても無駄な交渉を避けることができるのです。

おおよその売却金額を予想する方法

自分の車がいくらで売れるのか知りたいけれど、買取業者に査定してもらうのは不安という場合、中古車の販売価格からおおよその売却価格を予想することが可能です。

買取店に買い取られた中古車は、一般的にはオークションに出品され、その後、中古車販売業者が落札し、新しいユーザーに販売されます。

一般的な中古車は、買取店の利益とコスト(オークション手数料含む)、さらに販売店の利益とコストが上乗せされているのです。

そして、中古車販売店の利益率は、平均すると車両本体価格の15%と言われているため、車両本体価格の85%掛けが、仕入れ値であり、オークション相場ということになります。

分かりやすく、車両本体価格(税抜き)300万円で販売されている中古車を例に計算してみると、

車両本体価格300万円×85%=255万円

となり、中古車販売店は255万円程度で仕入れていることがわかります。

さらに、買取店では、オークション落札額の10%程度が利益と言われています。

つまり、オークション相場の90%掛けが、おおよその買取価格となります。仕入れ値が255万円の場合、予想できる買取価格を計算してみると、

販売店仕入れ値(オークション相場)255万円×90%=229.5万円

となり、車両本体価格300万円の車は、230万円程度で買取られているということを推測することが可能です。

ただし、オークション相場が100万円以下の車は、買取店側の利益率は15%程度まで上がることがありますし、希少車や逆に不人気車などでは、それぞれの利益率は変化します。

売却しようとしている車と同条件の車を見つけ、車両本体価格(税抜き)の3割落ち程度が、買取価格の目安と考えておくと良いでしょう。

いつまでに売るか期限を示すことがオススメ

今すぐではなくとも、大体いつぐらいまでに車を売るのかという期限を伝えることで、買取店の本気を引き出しやすくなります。

中古車の相場は、市場動向や時期など、さまざまな要因によって日々変化しているため、1週間後に同じ価格で買取られるという保証はありません。

また、もともと売却する意思があまりないと判断した場合には、買取店としても攻めた見積を提示しにくくなります。

そこで、理想を言えば半月程度、長くとも1か月程度の期間で売却するように期限を決め、査定時などに伝えることで、より具体的な見積を入手しやすくなります。

相見積もりは5件以上取ることが理想

買取の相場を把握し、さらに業者間の競争を生むことができる相見積もりは、1件でも多いに越したことはありません。

しかし、見積もりを揃えるのに時間をかけすぎてしまうと、中古車相場の変動によって、見積もり通りの価格で買取って貰えない可能性が出てきます。

そこで、1日に回る件数を、午前中1件、午後2件程度にしておき、2日程度の日程で、合計5~6件程度回るようにしましょう。

最初に見積を取ってから、できれば1週間以内、遅くとも2週間以内には終わらせるようにし、相場変動のリスクを抑え、効率よく見積を入手することが大切です。

見積もりのイメージ

最も効率的な方法は「一括査定サービス」の利用

さらに効率よく、複数の業者から査定見積を入手する方法は、一括査定サービスを上手に利用することです。「一括査定サービス」とは必要事項を記載して申し込むと、自動的に複数の買取店に査定依頼できるサービスです。

1件でも多くの相見積を取った方がよいとわかっていても、実際に各買取店を回るとなると、店舗間の移動などで時間を取られてしまいます。さらに、大規模な店舗以外、店頭での査定は予約制であることがほとんどのため、それぞれの買取店に連絡しなくてはなりません。

私を含め、「車は高く売りたいけれど、できるだけ手間はかけたくない」というのが正直なところでだと思いますので、手間をかけないための工夫が必要です。

そこで、一括査定サービスを利用し、1店舗当たりの査定時間を30分~1時間程度としてスケジューリングを行うことで、手間をかけず効率よく見積もりを入手できます。

1日のスケージュールを例に挙げると、

時刻 業者件数 所要時間
9時30分 1件目の業者 30分~1時間
11時 2件目の業者 30分~1時間
12時~13時 お昼休憩 1時間
13時 3件目の業者 30分~1時間
14時30分 4件目の業者 30分~1時間
16時30分 5件目の業者 30分~1時間

となります。

1件につき、1時間半程度の時間を見ておけば、査定が終わるごとに休憩も取れ、かなりゆとりを持ったスケージュールを組んでも、17時くらいまでにはすべての査定を受けることができます。

一括査定のデメリットは電話の多さ

インターネットなどでは、一括査定を利用した結果、査定を申し込んだ業者から一斉に電話がかかってくるなどのデメリットが書かれています。

たしかに、一括査定で申し込んだ場合、数分以内で電話が鳴り始めるのは事実です。

しかし、電話に出られる体制を整え、希望日に時間調整ができるよう準備をしておけば、かかってくる電話におびえる必要はありません。

買取業者にとってみれば、早く査定のアポイントを取りたいという意気込みで電話を掛けてきますが、逆にこちらからかける手間が省けると思って、上手に利用するようにしましょう。

新車を購入予定ならば、下取りも候補に入れる

買取専門店に車を売ることは、お得に手放すために有効な手段ですが、得をするためにはある程度の手間は覚悟しなければなりません。

もしも新車への買い替えを予定されているのであれば、ディーラーでの下取りも売却候補にしておくようにしましょう。絶対的な査定額では、買取専門店には敵いませんが、下取りから新たな車の購入まで、1店舗で完結できるというメリットがあります。

さらに、新型車として発売された直後などは、あまり値引きしてもらえないことがありますが、下取り車の査定額を上げることで、値引きと同じ効果を得ることも可能です。

買取店などで相見積を取るのと同時に、購入予定のディーラーで下取りの交渉を行い、手間と査定額を総合的に判断することが、お得に車を売却するコツです。

なお、車を下取りに出すことのメリットとデメリットについては「車を売るのにディーラー下取りを使うのは損?メリットとデメリットを徹底調査」の記事を参考にしてください。

具体的な希望額は言わない

買取専門店で査定を受ける場合、「いくらぐらいが希望ですか?」と聞かれることがありますが、希望額は伝えてはいけません。

あまりに高すぎる価格を言ってしまうと、売る気がないと思われてしまいますし、正直に答えてしまうと、その価格をベースに査定額を出されてしまい、限界の査定額を引き出しにくくなってしまいます。

そのため、もし聞かれたとしても、「相場がわからないから高く買ってくれるところに売る」とだけ伝えるようにしましょう。

担当営業マンの心象にも訴えかける

これからお伝えする内容は、サイトによっては精神論的な扱いとされ、意味がないとしていることがある内容です。

ですが、本当に高く売りたいのであれば、どんな些細なことであっても努力することは必要です。これから査定に挑むという方は参考にしていただければ幸いです。

査定前には洗車や車内清掃を行う

査定前に洗車や掃除を行うことは、ただ車を綺麗に見せて査定額のアップを狙うのではなく、大切にしてきたことをアピールすることにつながります。

査定を行う営業マンは、いくら査定のプロとは言え、エンジン内部など、目に見えない箇所はどうしても確認することができません。

何もメンテナンスがされていないように感じる車より、大切にメンテナンスをされてきたということが伝わることで、営業マンに安心感を与えることが大切です。

もちろん、洗車をしたからといって100%査定アップにつながるわけではありません。しかし、マイナス査定になることは絶対にないため、洗車や車内清掃は行っておいて損はありません。

相手の立場を理解する

こちらはお客様で、買取店は業者であり、「お客対業者」という関係性ではありますが、買取査定は人間対人間の交渉事であることを忘れてはいけません。

無理な査定額を要求したり、不愛想な印象を与えたりするよりも、自分が業者にとって利益をもたらすお客であると感じさせることで、より条件の良い見積を引き出しやすくなるのです。

業者にとってみれば、多少利益幅は小さくとも、スムーズに商談が進む方が良いはずですし、営業マンも人である以上、「この人の車を買いたいな」と思わせることは決してマイナスにはなりません。

まとめ

車を高く売るために必要なコツとは、まず、自分の車の価値を把握し、その上で、相見積などで、より条件の良い見積もりを引き出すことです。

そのためには、ある程度の手間がかかることは覚悟しなければなりませんが、買取業者によって査定額に差が出るのはもちろん、下取りと買取では10万円以上の差が出ることも少なくありません。

一括査定などを上手に利用して、手間を少しでも減らしながら、高く売れる工夫をすることが大切なのです。

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