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新車と中古車のコスパを比較!お得な車を購入する為の秘訣

車の購入を検討しているけど、新車と中古車どちらのコスパが良いのか疑問に思ったことはありませんか?欲しいボディータイプ、車種、予算は決まっているけど、購入前にコスパの良い車を知っておきたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

例えば、以下の車はどちらもコスパの良い車です。

  • 新車を購入し、燃費など安い維持費で乗った後に高く売る
  • 安い中古車を購入し、故障することなく乗れる

しかし、コスパの良い新車とコスパの良い中古車に対してかかった費用(購入費、維持費、手放す際の売却金額)は数十万円以上の金額差がでます。当ページでは、新車と中古車どちらがコスパに優れているかの検証結果と、コスパの良い車が購入できるよう探し方も紹介します。

新車と中古車のコスパを比較

車のコスパは、車に対して掛かる全ての費用(総額費用)を比べることで簡単にわかります。 それでは総額費用の求め方と、新車と中古車のコスパを比較してみましょう。

コスパは車に対して掛かる総額費用

車に掛かる総額費用は以下の計算式で求めることができます。

「車の購入価格」+「維持費」-「車の売値」=総額費用

「購入価格」と「維持費」が安く、車の「売値」が高ければ、所有者が支払う金額が低くなりコスパの良い車であるとわかります。

例えば以下の場合では、

  • Aパターン「購入価格130万円」+「維持費55万円」-「売値75万円」=総額費用110万円
  • Bパターン「購入価格55万円」+「維持費75万円」-「売値5万円」=総額費用125万円

この例の場合では、Aパターンにあたる車のほうがBパターンと比べ15万円もコスパが良いことがわかります。

※車の購入価格…車を買うときにかかった費用
※維持費…ガス代や車が壊れた場合の修理費など車を維持するためにかかった費用
※車の売値…購入した車を手放す際に、中古車専門店などに買い取ってもらった金額

新車と中古車のコスパ早見表

以下は人気車種を新車と中古車のコスパから比較した表です。新車、中古車ともに購入してから3年間乗車した後に、中古車専門店で買い取ってもらった想定で計算しています。

同じ車種でコスパを比べてみると、表の右列「総額費用」が安いほうが車にかかる費用が少なくコスパに優れているといえます。

車種名 種別 購入価格 売値 総額費用

タント

(軽自動車)

新車 186万円 74万円 112万円
中古車 99万円 32万円 67万円

カローラフィールダー

(ワゴン)

新車 229万円 92万円 137万円
中古車 110万円 37万円 73万円

エクストレイル

(SUV)

新車 325万円 130万円 195万円
中古車 169万円 66万円 103万円

プリウス

(ハイブリッドカー)

新車 314万円 126万円 188万円
中古車 142万円 51万円 91万円
  • ※中古車の購入価格は、その車が中古車として売られている平均販売価格を参照
  • ※燃費は同じ車種の場合では大きな差がないため比較対象外としました。
  • ※修理費は持ち主の乗り方により差がでる(中古車でも修理が必要ない場合もある)ため比較対象外としました。

タントのコスパを確認してみると、

タントのコスパ

  • 新車を購入して3年使った後に売った場合の総額費用は112万円
  • 中古車を購入して3年使った後に売った場合の総額費用は67万円

中古車は新車に比べ総額費用が45万円も安くなりました。

全ての車種において新車と比べ中古車のコスパが良い結果となりました。ただし、「中古車の選び方」と「車の使用用途」によってはコスパが悪くなる場合もありますので以降の項目でご説明します。

コスパの良い中古車の選び方

新車に比べ中古車のコスパが良いことをさきほどご紹介しましたが、全ての中古車のコスパが良いわけではありません。コスパの良い中古車は以下の条件を満たす必要があります。

コスパの良い中古車の条件

  • 購入した金額から売値が下がりにくい
  • 燃費が良くガス代がかからない
  • 故障しにくく無駄な出費がかからない

それではこれらの条件に当てはまる中古車の探し方を紹介します。

購入した金額から売値が下がりにくい車種

人気が高い車は市場からの需要があるため購入時の価格から売値が下がりにくい傾向にあります。車の価格はモデルチェンジや車種が市場に出回っている状況などにより変わるため、見極めは簡単ではありませんが、2016年1月現在で値崩れしにくい人気車は「ワゴンR」「ヴォクシー」「アクア」「ハリアー」です。

人気車種と不人気車の売値を比較してみると、

新車購入価格200万円で3年経過した場合

  • 人気車の場合  … 下取価格110万円
  • 不人気車の場合 … 下取価格80万円

新車購入価格200万円で5年経過した場合

  • 人気車の場合  … 下取価格90万円
  • 不人気車の場合 … 下取価格60万円

※下取り価格についての参照記事:グーネット相場が新車価格の約半額!買い得カーを狙い撃ちより

上記の例では、人気車と不人気車で30万円の開きがあります。自販連(※)の新車乗用車販売台数月別ランキングにランクインしている車種であれば売値が下がりにくい人気車種と判断して良いでしょう。

※自販連とは日本自動車販売協会連合会の略で、自動車ディーラーの全国組織です。

燃費の良い車の探し方

車の燃費は技術革新により年々向上しています。国土交通省が発表した「ガソリン乗用車の平均燃費値の推移」の平成16年と平成22年のデータを比較してみると燃費効率は150%改善しています。

ガソリン乗用車の平均燃費値の推移

上のグラフのように、年式が新しい車ほど燃費効率が向上傾向にあり、燃費は良くなります。また、ボディタイプ(軽自動車やセダンなど)と車種によっても異なります。

例えば平成26年の軽自動車の燃費を比べてみると、

  • SUZUKI アルト   燃費値:37.0km/ℓ
  • SUZUKI MRワゴン  燃費値:30.0km/ℓ

同メーカーの軽自動車で総排気量も同じであっても車種により燃費に差があることがわかります。

したがって、同じボディータイプで複数の車種で検討している場合には、最も燃費効率に優れた車種を調べてから購入車種を決めましょう。燃費情報を口コミで集めてデータ化した「e燃費」で車種ごとに調べることができるほか、ボディタイプ別の燃費ランキングで簡単に確認できます。

故障しにくい車の探し方

前の所有者の登録地域が「沿岸部」もしくは「豪雪地帯」であった車の購入は避けましょう。なぜなら、それらの地域で長く使用されていた車は塩害によって錆びている可能性があるためです。

沿岸部では潮風、豪雪地帯では雪を溶かすために撒かれている融雪剤に含まれる塩化カルシウムにより塗装のはがれた箇所から錆びていきます。車体やブレーキ、エンジンルームなどの金属部分にできた錆びは年月を掛けて徐々に腐食しパーツの交換や故障に繋がります。

もちろん全ての車が塩害にあっているわけではありませんが、沿岸部と豪雪地帯で使用されていた車を避けることで塩害車を購入してしまうリスクを減らすことができます。所有者情報は中古車店のスタッフにお願いすれば教えてもらえます。

車にあまり乗らない人はレンタカーがおすすめ

これまで中古車をおすすめしてきましたが、あまり車に乗らない人にとってはレンタカーを借りるほうが安くなるケースがあります。以下は、マツダのコンパクトカー「デミオ」を目的別に中古車・レンタカー・カーシェアを利用した場合、1ヶ月にかかる金額表です。

この表を参考にすると、目的別にコスパの良い車の利用方法は「週末のみの利用であればレンタカー」「乗車回数が多い場合は中古車」であることがわかります。人により乗車時間や距離など異なりますが、ひとつの指標として月に6回以上車に乗車する機会がある人であれば中古車を購入したほうが安くなります。

使用用途 月間乗車回数 月間乗車時間 月間移動距離 月間合計費用
中古車 レンタカー カーシェア
旅行 1回 36時間 200 km 33,623円 17,947円 29,664円
週末のドライブ 4回 40時間 80 km 32,769円 30,809円 32,960円
週末のドライブ 6回 60時間 120 km 33,054円 46,214円 49,440円
日常の足 12回 48時間 60 km 32,627円 61,334円 52,736円
  • ※中古車の車体購入価格、年式は最も流通数の多い年式の平均相場と売値を参照(駐車場代、保険料、重量税も加味)
  • ※レンタカーの価格は「日本レンタカー」プレミアムレッド会員価格を参照
  • ※カーシェアは「タイムズカープラス」の料金プランを利用

まとめ

中古車と新車を比べてみるとコスパが良いのは中古車です。ただし、全ての中古車のコスパが良いわけではありません。 以下の項目を満たした中古車を選びましょう。

  • 購入した価格と車を売るときの価格の差に開きがない車種(値段が値下がりしにくい)
  • 購入を検討しているボディータイプ(軽やセダンなど)で燃費が良いものを選ぶ
  • 前の所有者の登録地域が沿岸部、豪雪地帯ではない中古車
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