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ホンダ・フィットの中古車を最も賢く、お得に購入する為の全情報

ブルーのホンダフィット

ホンダ・フィットの中古車購入を検討している方の中には「実際、どの条件のフィットが一番良いのか?」「フィット中古車はどこで購入するのが得なのか?」ということが気になる方も多いのではないでしょうか。

フィットは2014年の新車販売ランキングでも3位を記録している人気車種で、中古車市場にも非常に多くの中古車があります。正しい知識を身につけることで、多くの中から賢くフィットの中古車を選ぶことができます。

今回の記事では、フィットの中古車相場・タイプ別フィット中古車のおすすめ条件や具体的な探し方・フィット中古車の注意点をわかりやすくお伝えします。こちらを読んでいただいた後、すぐにフィットの中古車を探せる内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。また、2015年に新車販売は終了しましたが、人気のフィットシャトルハイブリッドの中古車についても合わせてご紹介します。

ホンダ・フィットの特徴・おすすめポイント

フィットの中古車についてお話しする前に、車種としてのフィットの特徴に触れておきます。今すぐ探したい!という方は次の章へ進んでいただいて問題ありません。

フィットは言わずと知れたコンパクトカーの人気車種で、その魅力は前後席の居住性・走行の安定性・燃費の良さまでをカバーする総合力にあるといえます。コンパクトカーとして求められる各要素を高いレベルで叶えることで、現在でも非常に高い人気を獲得している車です。

筆者が考えるフィットのおすすめポイントは以下の2つです。

燃費の良さ(現行型はノーマルエンジンでもエコカー減税対象)

フィットの大きな特徴は何と言っても燃費の良さです。2016年6月現在、e燃費で実燃費を調査したところ、ハイブリッドでないノーマルエンジンのフィットでも19.47km/lという数値が確認できます。ちなみにコンパクトカーでよく比較される3車種も含めた燃費実績は以下のようになっています。

フィットを含むコンパクトカーの実燃費

  • フィット:19.47km/l
  • ヴィッツ:17.3km/l
  • ノート:17.9km/l
  • マーチ:17.8km/l

上記を見ると、フィットの燃費の良さがよく分かります。ヴィッツは2014年モデルから燃費を向上させ、売れ筋のグレードである「F」グレードのカタログ燃費は25.0km/lと、フィットの売れ筋グレード「13G.Fパッケージ」の24.6km/lを上回りました。しかし、以下にお伝えするような後席の広さや快適さでは、ヴィッツはまだフィットに劣ります。

居住性/後席の広さ・快適さ

燃料タンクを前席の下部に設置することで足元の空間を広く確保しており、大人4名でも快適に乗車できます。インパネ周りの内装も上質で、家族で乗車するファミリーカーとしても魅力です。ライバル車であるヴィッツも近年後席の広さを改善しましたが、フィットにはまだ一歩届かない状態です。

一方、後席の広さや居住性ならば、フィットに負けないのが「ソリオ」です。コンパクトカーの中で広さ重視なら検討する価値があるでしょう。しかし新車価格でも50万円ほどフィットより高くなることがネックです。

フィットについて総合すると、コンパクトカーの強みとしての低価格を維持し、居住性と燃費の良さ・経済性を実現し、大きなデメリットもない非常にバランスが良い車種
といえるでしょう。筆者の見解では、1300ccのコンパクトカーの中ではもっとも選ぶ価値がある車と考えています。

それでは次からいよいよフィットの中古車についてお話ししていきます。まず今回の記事の流れをご確認ください。

今回の記事の流れ

今回の記事では、あなたにぴったりのフィット中古車を探せるように「中古車に求める条件」から「具体的な条件設定」「中古車相場・適正な価格」「もっとも簡単な探し方」までをお話ししていきます。あなたが「中古車に求める条件」が選べれば、全ての記事を読む必要はありません。

記事の流れは以下となります。スムーズに読んでいただくために各章からのリンクや、目次を活用してください。

あなたが希望するフィットの中古車はどれか
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①新しいフィットに
安く乗りたい方
②価格の安さを
新しさよりも重視したい方
③激安のフィット中古車を
購入したい方
arrow_icon arrow_icon arrow_icon
4~6年落ち
修復歴なし
7~10年落ち
修復歴なし
10年落ち以上
走行距離10万キロ以上
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相場・価格情報 相場・価格情報 相場・価格情報
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具体的な探し方 具体的な探し方 具体的な探し方
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中古車を安全に購入するための必要知識
修復歴車・リスクのある中古車の見抜き方・中古車をお得に購入する方法

フィットの中古車相場

フィットはコンパクトカーの中でも値段が手ごろな車種で、それだけに安く購入したい・価格が気になるという方は多いと思います。ここでは、現在のフィットの中古車相場について調査した結果をお伝えします。

中古車検索サイト 中古車相場 中古車相場(平均額があるもの)
カーセンサー 1~264万円 69万円
グーネット 1~238万円 75万円
車選び.com 1~194万円 69万円
D-Ucar 15~264万円
GAZOO 中古車 23~179万円
ガリバー 44~169万円
  • ※2016年6月9日時点での各中古車検索サイトで調査・毎月更新
  • ※年式等の指定はなし

フィットの場合、カーセンサーやグーネット、車選び.comでは、最安値が1万円前後とかなり極端な価格が見られます。これは中古車本体価格を異常に安くして、諸費用の方に利益を乗せるといった売り方がされているためです。本体価格は1円の場合もありますが、購入費用の総額でみるとそれでも10~20万円前後かかるケースがあります。この諸費用に利益が乗ってくる売り方は、激安の中古車に特に多い現象です。後述するような「激安のフィット中古車」の場合は諸費用が過剰に乗っていないかに注意が必要です。

中古車の諸費用については「中古車の購入時に掛かる諸費用を徹底解説」を参考にしてください。

フィットシャトルハイブリッドの中古車相場についても、2012年式・1.3スマートセレクションでの価格相場を調査しました。

中古車検索サイト 中古車相場 中古車相場(平均額があるもの)
カーセンサー 67~226万円 128万円
グーネット 69~240万円 137万円
車選び.com 69~173万円 124万円
D-Ucar 79~200万円
GAZOO中古車 83~200万円
ガリバー 119~149万円
  • ※2016年6月9日時点での各中古車検索サイトで調査・毎月更新
  • ※年式等の指定はなし

フィットシャトルハイブリッドの場合は、最高値はグレードによって幅がありますが、最安値は69万円前後という認識で良いでしょう。ハイブリッド車の中では、価格が安めという認識です。

前提:フィットの寿命はどれだけか

フィット中古車のおすすめ条件をお伝えする前に「一般的にフィットの寿命は何年間か」についてお話しします。これはあなたに合った年式または走行距離を決める上でとても重要です。

筆者の見解をお伝えすると、フィットの寿命は「年式で15年落ち・走行距離で15万キロ」は少なくともあると考えています。「車の寿命は10年」という話を耳にしたことがある方も多いと思いますが、現在では車の機能も向上していて、15万キロを超えても全く問題なく走る車が多くあります。海外では、メンテナンスなしの状態でも20万キロを超えて走っている日本車も珍しくありません。

またコンパクトカー/軽自動車は、競争が激しい業界です。車の機能がそのまま売れ行きに影響することも、機能の向上に一役買っています。筆者は全国の中古車販売店のオーナーと話す機会も多いのですが、この点では全員同じ見解を持っています。フィットの寿命は適切なメンテナンスがされていれば最低でも「年式で15年落ち・走行距離で15万キロ」はあると考えることができます。たとえば今あなたが、2006年式のフィットを選んだとしても、5年以上は大きな修理なしで乗ることができるでしょう。

その点を踏まえ、おすすめのフィット中古車の条件をお伝えしていきます。

フィットの未使用車と新車はどちらがお得か

「フィットの未使用車と新車はどちらがお得なのか?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。未使用車はディーラーが販売台数ノルマ達成のために自社で新車登録し、新車同然の状態で中古車として販売する車です。未使用車になるとそれだけで、車種によっては10%~20%価格が下がることもあります。フィットの場合はどうなのか、実情と筆者の見解をお伝えします。

結論からいえば、現在のところ、新車と比較したフィットの未使用車にはあまり価格のメリットがありません。実際の例で比較してみましょう。どちらも同じフィット13 G・Fパッケージで新車購入価格と、未使用車総額を調査・比較したのが以下です。

新車の場合 金額 中古車の場合
(届出済未使用車)
金額
車両本体価格 1,295,239円 車両本体価格 1,278,800円
車両本体消費税 103,619円 車両本体消費税 111,200円
自動車税(年額) 34,500円 諸費用 180,000円
自動車取得税 0円 自動車取得税 上記に含まれる
自動車重量税 0円 自動車重量税 上記に含まれる
自賠責保険 40,040円 自賠責保険 上記に含まれる
リサイクル料金 10,260円 リサイクル料金 上記に含まれる
登録諸費用概算 50,000円 登録手数料 上記に含まれる
支払い合計 1,533,658円 支払い合計 1,570,000円
  • ※未使用車価格は2016年6月12日時点のカーセンサー中古車より調査

この時点で、未使用車の総額の方が高くなっていることが分かります。

また新車の場合は、ディーラー側で新車値引きが行われることが多くあります。海外からの輸入車に比べて、国産車は値引きがされにくいことと、フィットは新車価格がお手頃なので値引きがされにくい現状がありますが、それでも10万~12万ほどの値引きは期待できるでしょう。

この価格差には、2015年モデルにおける13G・F&Lパッケージの燃費向上によってノーマルエンジン車でもエコカー減税が100%免税になったことも大きく影響しています。結果的に、フィットの場合は、未使用車を選ぶメリットは少ないと言えるでしょう。「新車・新車同然のフィットに乗りたい」という場合は、現状のところ未使用車よりも新車を検討するのが有効と考えています。

一方で「新しいフィット中古車に乗りたいけど、新車よりは明確に安い車が良い」という方は「価格が安くなり始める年式だが、中古車の中では新しい部類のフィット」をおすすめします。具体的にどんな条件で探すべきなのか?もこれからお話ししますので参考にしてください。

フィット中古車をカスタムしたい/カスタム済のフィットを探している方へ

フィットの中古車を購入したら自分の好みにカスタムしたい・カスタム済のフィット中古車を探したい、という方もいると思います。ここでは基本的なカスタムパーツについて画像と共にお話しします。こんなフィットにしてみたい!中古車で探してみたい!という参考にぜひご覧ください。

エアロパーツ

フィットのカスタムでは空力特性も向上させるエアロパーツが人気です。エアロパーツを装着することで、外観をスポーティな雰囲気に演出できます。フロントスポイラー/リアスポイラーから検討する方が多いと思います。LEDライトを統合したタイプも人気です。

フィットカスタム事例:エアロパーツ

アルミホイール/スポーティタイヤ

タイヤ周りのカスタムパーツとして、アルミホイール・スポーティ志向のタイヤも人気があります。アルミホイールは鉄製のホイールと比較してもデザインの自由度が高いため、希望に合わせて見栄えのするタイヤ周りに仕上げることができます。ちなみに、最近はホイールのサイズを大きくして、タイヤを薄く見せるタイプの人気が高まっています。

フィットカスタム事例:アルミホイール

また、無限(M-TEC)からも、フィット用の各種カスタムパーツが幅広く展開されていますので、まだご存知でない方はぜひご覧ください。

フィットカスタム事例:各種パーツ展開

もし、あなたがカスタム済のフィット中古車を探したい場合は、これからご紹介するタイプ別のおすすめ中古車条件で検索する際に、「ドレスアップ」の項目で絞り込むことが可能です。

こちらはカーセンサーの検索結果画面ですが、画面下部の「ドレスアップ」にチェックを入れることで、フルエアロ/ローダウン/アルミホイールカスタム済のフィット中古車を絞り込むことができます。

カーセンサー:カスタムの検索

フィットのおすすめ中古車条件

ここからはいよいよ、希望別に「このフィットがベスト!」というおすすめ中古車の条件をご紹介します。中古車検索サイトで、どの条件で検索すればよいかもすぐに分かります。それぞれの項目は長くなりますので、以下の希望別にクリックして進んでください。

  1. 新しいフィットに安く乗りたい方
  2. 価格の安さを新しさよりも重視したい方
  3. 激安のフィット中古車に乗りたいという方

新しいフィットに安く乗りたい方(50万~100万円)

「新車に乗りたいというこだわりはないものの、新しいフィットに安く乗りたい」方におすすめなのがこちらです。

おすすめのフィット中古車

  • 4~6年落ちの修復歴なしフィット中古車(50万~100万円)

新車で購入された車が、中古車市場に出回り始めるのは2年~3年後といわれます。これは、新車で購入後、即手放す方はほとんどおらず、2年~3年は乗ってから売却するためです。しかし2~3年落ちではまだ未使用車と変わらない程度の価格のものも多々あります。そのため、フィットにおいて中古車価格のメリットがはっきり出てくるのは4年落ちからと考えるのが良いでしょう。

これらの中古車の特徴としては以下のようなことが挙げられます。

特徴(4~6年落ちのフィット中古車)

  • 新車・前述の未使用車と比較して4~6年乗られている分価格は明確に下がっている
  • しかし、市場にあるフィット中古車の中では新しい部類

修復歴のないことが前提ですが、価格と品質に対するコスパが非常に良い車だと筆者は考えています。この場合の中古車適正価格は、50万円~100万円ほどと考えるのが良いでしょう。

走行距離については、年式に対して走行距離が少ない・多いケースも見られます。筆者の考えでは、どちらも極端なケースは選ばないほうが良いと考えています。
その理由は

  1. 年式に対して走行距離が少ない(例:5年落ち2万キロ)は、暫くの期間乗られていなかった可能性がある(放置車両は機能の劣化が激しい)
  2. 年式に対して走行距離が多い(例:5年落ち10万キロなど)は、ハードな乗られ方をしていた可能性がある(しかし高速メインならまだ安心)

上記1.に当てはまる中で頻繁に運転されていたが、一回の走行距離が短い車など掘り出し物もあります。しかし慣れない方にはその違いを見極めるのは簡単ではありません。1年間で、8,000キロ~1万キロ程度走っている中古車を選ぶのが結局のところ安心です。

4~6年落ちの修復歴なしフィットの中古車相場

実際に、これらのフィット中古車相場はどのようになっているかを調査しました。以下の表をご覧ください。4~6年落ちすべてを対象にすると価格の比較がわかりにくいため、2016年6月16日時点で5年落ち・走行距離は4万~6万キロ・修復歴なしの相場を調査しました。修復歴なしのみをピックアップできないサイトは除いています。

中古車検索サイト 中古車相場 全国中古車台数
カーセンサー 39~128万円 146台
グーネット 59~128万円 143台
車選び.com 65~134万円 36台
  • ※未使用車価格は2016年6月16日時点の各中古車検索サイトから調査・毎月更新

さきほど、この条件でのフィット中古車の適正価格は、50万円~100万円ほどと考えるのが良いとお伝えしました。こちらの結果を見ていただくと、条件に対して適正な価格であることが分かると思います。

ちなみに、フィットシャトルハイブリッドの中古車相場は以下のようになっています。この車種は2011年が初登場なので、2011年式がこの条件に合致する中古車となります。2016年6月16日時点で5年落ち・走行距離は4万~6万キロ・修復歴なしの相場を調査しました。こちらも修復歴をピックアップできないサイトは除いています。

中古車検索サイト 中古車相場 全国中古車台数
カーセンサー 84~159万円 83台
グーネット 87~129万円 79台
車選び.com 79~139万円 6台
  • ※未使用車価格は2016年6月16日時点の各中古車検索サイトから調査・毎月更新

この場合のフィットシャトルハイブリッド中古車の適正価格は、80万~120万円ほどと考えるのが良いでしょう。同じ年式の新車時販売価格が181万円~ということを考えると、60万円以上価格が下がっていることになり、中古車の安さというメリットが充分に活かされているといえます。年式も5年落ちであれば、目立つ汚れや傷もない新しいフィットシャトルハイブリッドを見つけることができるでしょう。

それでは、この条件に合致するフィットはどのように探せばよいでしょうか。4~6年落ちのフィット中古車の具体的な探し方を以下でお伝えします。とても簡単ですのでご覧ください。

4~6年落ちのフィット中古車の具体的な探し方

こちらは現時点で、もっとも中古車台数が多いカーセンサーで探してみましょう。

1.サイトにアクセス

カーセンサーのTOPページにアクセスします。

2.メーカー選択

メーカー一覧から「ホンダ」を選択します。

カーセンサー検索方法:メーカー選択

3.車種選択

車種一覧が表示されますので、ハ行の「フィット」をクリックします。もしくは、チェックボックスを複数入れれば、複数の車種を同時に探すことができます。

フィット検索方法:車種選択

4.地域選択

地域選択で「大阪府」をチェックします。「チェックした地域の中古車を検索する」をクリックします。

4-6年落ちフィット検索方法03:地域選択

5.条件指定

指定エリアのフィット中古車一覧が表示されます。検索画面中央の「年式」を「H24(2010)~H26(2012)」に、「走行距離」は「4万キロ~6万キロ」に設定しました。また、「修復歴なし」にチェックを入れます。

「○台検索する」の数値が変わりますのでそちらをクリックします。

4-6年落ちフィット検索方法04:条件指定

そうすると、該当エリアのフィット中古車の4~6年落ちを絞り込むことができます。

4~6年落ち・走行距離6万キロ以下・修復歴なしフィットの中古車最新情報

ナビクルcarでも中古車情報を掲載しています。

本日時点での4~6年落ち・走行距離6万キロ以下・修復歴なしのフィットの中古車情報は以下となります。この条件での中古車平均価格や、該当する中古車台数も分かりますのでぜひご覧ください。

もしピックアップ中古車で気になるものがあった方は、問い合わせをしてみることをおすすめします。

フィットの中古車情報

2017-05-28 11:28:51更新

  • 中古車平均価格:74.0万円
  • 現在の在庫台数:913
  • 価格:27.0〜139.8万円

PICK
UP

971017032700100575002

ホンダ

フィット

中古車本体価格

82.0万円

支払総額

91.8万円

年式

2011年式

走行距離

3.1万km

排気

1,300cc

都道府県

静岡県

この車両の詳細を見る

4~6年落ち・走行距離6万キロ以下のフィットの中古車一覧は下記からご覧いただけます。

価格の安さを新しさよりも重視したい方(30万~60万円)

このタイプの方には、筆者は7年~10年落ちの修復歴なしフィットをおすすめします。先ほどお伝えしたようにフィットの寿命は15年はあると考えています。7~10年落ちでも、走行には問題ありませんので安いフィット中古車を求めるならこの条件は外せません。この場合の中古車適正価格は、30万円~60万円ほどと考えるのが良いでしょう。

注意点:機能の不安はないが外観・内観に差が出る

走行には特に問題なくとも、長く乗っている分どうしても外観・内観見た目は劣化します。もちろん年式の新しい車の方が綺麗ですし、10年落ちになるとシートにヘタリが見えることもあります。

このあたりをどこまで許容できるかで、今回のような7~10年落ちのフィットか、新しさ重視で4~6年落ちのフィットを選ぶか決めるのがおすすめです。

こちらも走行距離については、年式に対して走行距離が少ない・多いケースも見られます。筆者の考えでは、どちらも極端なケースは選ばないほうが良いと考えています。
その理由は

  1. 年式に対して走行距離が少ない(例:7年落ち3万キロ)は、暫くの期間乗られていなかった可能性がある(放置車両は機能の劣化が激しい)
  2. 年式に対して走行距離が多い(例:7年落ち13万キロなど)は、ハードな乗られ方をしていた可能性がある(しかし高速メインならまだ安心)

上記1.に当てはまる中で頻繁に運転されていたが、一回の走行距離が短い車など掘り出し物もあります。しかし慣れない方にはその違いを見極めるのは簡単ではありません。1年間で、8,000キロ~1万キロ程度走っている中古車を選ぶのが安心です。

7~10年落ちの修復歴なしフィットの中古車相場

実際に、7~10年落ちで修復歴がないフィットの中古車相場はどのようになっているかを調査しました。以下の表をご覧ください。こちらでも7~10年落ちすべてを対象にすると価格の比較がわかりにくいため、2016年6月16日時点で8年落ち・走行距離は7万~9万キロ・修復歴なしの相場を調査しました。修復歴なしのみをピックアップできないサイトは除いています。

中古車検索サイト 中古車相場 全国中古車台数
カーセンサー 16~88万円 115台
グーネット 34~68万円 107台
車選び.com 24~80万円 21台
  • ※未使用車価格は2016年6月16日時点の各中古車検索サイトから調査・毎月更新

さきほど、この条件でのフィット中古車の適正価格は、30万円~60万円ほどと考えるのが良いとお伝えしました。こちらの結果を見ていただくと、条件に対してほぼ適正な価格であることが分かると思います。

ちなみに、カーセンサーでの最安値16万円の中古車は修復歴なしでも喫煙車のため、ある程度乗る人を選ぶ中古車だと思われますが、それより価格が一段階上の本体価格25万円の中古車は以下のようなステータスでした。

本体価格25万円のフィット中古車ステータス

  • グレード1.3 L
  • 2008年式
  • 走行距離8.8万キロ
  • カーセンサー認定/カーセンサーアフター保証つき
  • 車検残:2017年3月
  • 法定整備付(諸費用に含まれている)
  • 禁煙車

と、価格に対して、かなりしっかりした状態であることが分かっていただけると思います。補足しますと、フィットはすべてタイミングチェーン採用車となっています。タイミングチェーンはゴム製のタイミングベルトと異なり、よほど激しい乗り方をしない限り20万キロはもつ部品です。そういった意味で走行距離に関してはフィットはタフな部類に入ると考えて良いでしょう。

注意点:フィット採用のCVT変速は7年落ちから不具合が出る可能性

77年落ちより古いフィット中古車の注意点として、「CVT(無段変速機)」に不具合が出てくる可能性があります。
具体的には変速機能に支障が出るため、エンジンは動いていても、空回り・回転が伝わりにくいという現象が起こります。結果、燃費が落ちるというデメリットとなりえます。フィットハイブリッドでも、CVTが採用されているため、同様の現象が見られます。

現車確認の際にCVTの不具合を判断する目安は、以下の2点です。
試乗の際に

  • 動き出しから、アクセルを踏んでも回転数だけが上がる(加速が重い)手ごたえがある
  • 年式が7年落ちより古い中古車

ということがあれば、CVTの不具合を疑いましょう。ちなみにこの不具合は、CVTのオイルを交換することで改善されるケースが多くありますので、前のオーナーや販売店がCVTオイル交換をしているかどうかも確認できればより安心です。1年以内に最近で交換されていれば、近年中に問題が起きる可能性は低いと考えられます。

もし購入後に上記の症状が出てしまった場合は、ディーラーに持ち込んで、CVTオイル交換をしてもらうのが良いでしょう。費用としては、9,000円~1万円程度必要です。

上記に加えて、中古車の現車確認の際にはしっかりコンディションをチェックする必要があります。安さゆえにリスクがある中古車が含まれているのも事実だからです。これらの具体的なチェック方法については後述しますので参考にしてください。(先に読みたい方はこちらから)

この条件でのフィットの具体的な探し方は以下でお伝えします。とても簡単ですのでご覧ください。

7~10年落ちの修復歴なしフィットの探し方

こちらは現時点で、もっとも中古車台数が多いカーセンサーで探してみましょう。

1.サイトにアクセス

カーセンサーのTOPページにアクセスします。

2.メーカー選択

メーカー一覧から「ホンダ」を選択します。

カーセンサー検索方法:メーカー選択

3.車種選択

車種一覧が表示されますので、ハ行の「フィット」をクリックします。もしくは、チェックボックスを複数入れれば、複数の車種を同時に探すことができます。

フィット検索方法:車種選択

4.地域選択

地域選択で「福岡県」をチェックします。「チェックした地域の中古車を検索する」をクリックします。

7-10年落ちフィット検索方法03:地域選択

5.条件指定

指定エリアのフィット中古車一覧が表示されます。検索画面中央の「年式」を「H18(2006)~H21(2009)」に、「走行距離」は「7万キロ~10万キロ」に設定しました。また、「修復歴なし」にチェックを入れます。

「○台検索する」の数値が変わりますのでそちらをクリックします。

7-10年落ちフィット検索方法04:条件指定

そうすると、該当エリアのフィット中古車の7~10年落ちを絞り込むことができます。

7~10年落ち・走行距離10万キロ以下・修復歴なしフィットの中古車最新情報

本日時点での7~10年落ち・走行距離10万キロ以下・修復歴なしのフィットの中古車情報を以下にまとめました。該当する条件の中古車平均価格や、中古車台数も分かります。もしピックアップ中古車で気になるものがあった方は、問い合わせをしてみることをおすすめします。

フィットの中古車情報

2017-05-28 11:28:52更新

  • 中古車平均価格:45.2万円
  • 現在の在庫台数:1,272
  • 価格:0.1〜99.0万円

PICK
UP

973017042100707815002

ホンダ

フィット

中古車本体価格

37.0万円

支払総額

55.2万円

年式

2006年式

走行距離

0.8万km

排気

1,300cc

都道府県

兵庫県

この車両の詳細を見る

7~10年落ち・走行距離10万キロ以下のフィットの中古車一覧は下記からご覧いただけます。

激安のフィット中古車に乗りたいという方(10万~30万円)

とにかく安さを求める方の中にはフィットの「激安車」を購入したい!という方もいると思います。筆者の見解では、「適切なメンテナンスがされていれば」10~30万程度のフィットでも問題ないと考えています。激安のフィットを狙うなら、以下の条件で探してみることをおすすめします。

激安フィットのおすすめ条件

  • 走行距離10万キロ~12万キロ
  • 年式10年落ち(2006)~12年落ち(2004)
  • ブッシュ類交換済み
  • 修復歴なし

正直なところ、激安車の中には故障車などのリスクのある車が含まれているのも事実です。「安全に乗れる」激安のフィットを選ぶために「このポイントは最低限クリアしておくべき」というポイントが上記に含まれています。修復歴なしは前提として、他のポイントについて理由も含めて詳しくお伝えします。

走行距離10万キロ~12万キロ・年式10年落ち~12年落ち

こちらがフィット中古車が激安となるポイントです。「フィットの寿命」でもお伝えしましたが、まだ車の寿命は「10年・10万キロ前後」という認識があります。中古車の価格は市場のニーズで決まりますので、その車をほしいという人が少なければ、中古車の価格は下がるわけです。

しかし前述したように、筆者はフィットは15年落ち・15万キロまでは安定して乗ることができるという見解を持っています。安全性を維持した限界の安さを求める方にはぴったりの条件です。

ブッシュ類は交換されているか

ブッシュ類は緩衝部品のことで、こちらもゴム製です。一見問題なくても、少し曲げるとゴムがひび割れているケースがあります。見た目に小ヒビがある場合は要注意です。この部品も10万キロを目安に交換が必要です。

基本的なことだが、エンジンオイルは定期的に交換されているか

エンジンオイルは販売店によっては1回500円などで行ってもらえる安価なメンテナンスですが、これこそが非常に重要です。実に1台あたり40万キロ走行するのが普通のタクシーの整備では、3ヶ月に1回エンジンオイルを交換しているそうです。半年に1回、理想は3ヶ月に1回オイル交換していれば車のエンジン機能はそうそう壊れるものではありません。

その他、中古車の現車確認の際にチェックしておくべきことは後述の「フィット中古車を購入するときの注意点」で詳しくお話しています。

10年~11年落ちで修復歴なしのフィット中古車相場

実際に、10年落ち~11年落ちで修復歴がないフィット中古車相場についてお話しします。2016年6月16日時点で10年落ち~11年落ち・走行距離は10万~11万キロ・修復歴なしの相場を調査しました。以下の表をご覧ください。修復歴なしのみをピックアップできないサイトは除いています。

中古車検索サイト 中古車相場 全国中古車台数
カーセンサー 17~45万円 83台
グーネット 29~33万円 18台
車選び.com 10~29万円 9台
  • ※2016年6月16日時点での各中古車検索サイトの中古車情報から調査・毎月更新

中古車本体価格では10万台の中古車を見つけることができます。諸費用込みでも、20~30万前後で購入ができるでしょう。どの程度が綺麗さの許容範囲は見る方によって違うと思いますが、「安全に走れればとにかく安さ重視」という方にはぜひおすすめできる条件です。もちろん、先ほどお伝えしたようなリスクを避けるためのチェックをクリアするのが前提です。

また、最初の相場の場面でお話ししたように中古車の諸費用にも要注意です。車両本体価格は激安でも、「諸費用が要問合せ」やとなっていたり、「諸費用に利益が過剰に乗っている」場合があります。特に激安車の場合はよくみられる現象です。この条件の車については特に、「諸費用込みの金額はいくらか」に注意して見るようにしてください。

フィット中古車を購入するときの注意点

ここまで、フィットのおすすめ中古車の条件、具体的な探し方についてお伝えしてきましたが、安全に乗れる車を選ぶためにあなたが押さえておくべき注意点についてお伝えします。

修復歴車は避けるべき

修復歴車とは、主に事故などで車の骨格(フレーム)に損傷をきたした車を指します。修復歴車は、文字どおり車の骨格部分に損傷があるため

  • たとえ今は問題なくても、後々不具合が起こる可能性が高い

というリスクがあります。修復歴車は一気に中古車価格が下がることも多いので「お買い得な中古車としてはおすすめ」とする意見もありますが、命を預けて乗る以上、それを上回るリスクがあり絶対に避けるべきだと筆者は考えています。

実は、オートオークションでは現在でも10台に1台は修復歴車が出回るといわれています。下記にお伝えする修復歴車を避けるポイントと見抜き方を知っておくことが、安全に乗れる中古車を購入するためには大切です。

修復歴車を避ける方法と見分けるポイント

修復歴車(事故車)の見分け方は、大きく2つに分かれます。

  • (基本)中古車を探す段階での修復歴の有無を見る
  • (難)現車確認の際、車の状態から判断する

中古車を探す段階について、カーセンサーなどに代表される中古車検索サイトには「修復歴のあり・なし」を選択できる機能があります。こちらを活用して、修復歴のない車を選ぶのがもっとも簡単です。

こちらは、カーセンサーとグーネットの中古車検索結果です。いずれも、検索条件の中段あたりに「修復歴なし」を条件指定できる箇所があります。カーセンサーの場合は「修復歴なし」というチェックボックスにチェックを入れ、グーネットの場合は「修復歴」の項目で「なし」を選択すれば、修復歴なしで登録されている中古車を絞り込むことができます。

修復歴なしの検索_カーセンサー
修復歴なしの検索_Goo-net

しかし、中にはごく稀に修復歴の申告がされていない中古車もまぎれています。以前に比べると、悪質な業者は格段に減りましたが、それでも可能性はゼロではありません。こういった車を見抜くのに、現車確認の際に中古車の状態をチェックする方法があります。前者に比べると難易度は高いですが、ひとつひとつのチェックポイントはそこまで難しくないので安心してください。

修復歴車の見抜き方の詳細は「中古車の修復歴のリスクと安全な中古車を見分けるポイント」を参考にしてください。

その他の故障車・リスクのあるフィット中古車の見分け方

水没車のリスク

上記の修復歴車の対象にならない故障が、水没被害です。つまり、修復歴なしと書かれていても水没車である可能性があるのです。水没車は電装系統がダメージを受けているケースが多く、時間の経過とともに故障が連鎖し、結局平均価格の中古車を買うより高くついた、という事例も聞かれます。

確認する方法としては、以下のポイントがあります。

水没車の可能性をチェックするポイント

  • 車内の空調が止まっている状態で、中から雑巾のような臭いがしないか
  • シートベルトを限界まで引っ張ってみて、泥のラインのようなシミがないか

これらに当てはまれば、水没車の可能性を疑いましょう。

安全にフィットの中古車を購入するための店舗でのチェックポイントとして、「中古車を購入する前にチェックするポイントを紹介」を参考にしてください。先ほどお伝えした、修復歴車の見抜き方と合わせて実践できれば、リスクのあるフィット中古車を選んでしまう可能性は限りなく低くできると考えています。

まとめ

いかがでしたか。今回の記事では、フィットの中古車を賢く購入するための知識として、フィット中古車のおすすめ条件と注意点・実際の探し方をお伝えしました。筆者の考えを再度お伝えすると、中古車はきちんとしたメンテナンスがされていればそう簡単に故障するものではありません。特にフィットは総合的に非常に高機能の車です。筆者としては1300ccエンジンの車種の中ではトップクラスだと考えています。

今回ご紹介したような注意点をしっかり押さえておけば、パフォーマンスの良いフィットをお得に購入することができるでしょう。「自分に合ったフィット中古車はこれ」というのが見つけられた方は、ぜひご紹介した方法でフィット中古車を探してみてください。

コラム:フィット中古車をよりお得に購入するためのポイント

今回、フィットの中古車をお得に賢く購入するための条件・選び方についてお話ししてきましたが、
ここでは、中古車をよりお得に購入するための秘訣を2つお伝えします。上記ご紹介したようなフィットの選び方と合わせれば、フィットの中古車を安く購入できる可能性をより高くすることができますのでご覧ください。

中古車が安くなる時期は4月~5月中旬

1年を通して中古車には安くなる時期というものがあり、それが4月~5月中旬とされます。理由を簡単にお話しすると、以下のような流れです。

  • 3月までは新車販売が強化されるため、新車需要が高まり、つられて中古車需要も高まる
  • 新車購入時に下取りされた中古車が市場に流れ、中古車台数が増える
  • 4月以降、中古車の需要が落ち着くが、市場には中古車が残る(在庫がダブつく状態)

結果、相対的に中古車の価格が下がりやすくなるといったことが起こります。

しかし注意点として、すべての車種の中古車価格が落ちるということはありません。海外でのニーズが高い車種、一部のファン層に人気が高い車種、中古車市場に出始めたばかりの新しい車種は価格が落ちにくいものです。また、時期によって価格が落ちるとしても年式や走行距離による違いにはおよびません。

筆者としては、上記でお話ししたようなフィット中古車の選び方を実践したうえで、「どうしても価格が希望に合わない」「2月~3月をめどに中古車を購入するつもりだった」という条件がそろえば、4月以降まで待ってみることをおすすめします。

中古車の値引きを引き出すための方法

実は新車の場合と違って、中古車は基本的に値引きを引き出すことは難しいものです。理由として

  • 新車の場合はメーカーからディーラーに対して販売報奨金というものが出るため、値引きをしても利益が残ることが多い
  • 中古車の場合は、販売報奨金がなく、値引きすると販売店の利益を圧迫する

といった事情があります。またすでに中古車として価格を下げているので、値引きには応じにくいのが実情です。
しかし、販売店の事情を理解し、

  • 決算直前に当日購入するスタンスで来店する
  • 来店するなら月末を狙う
  • 「本日購入するつもり」というバイイングメッセージを明確に出す

などの方法を実践すれば、値引きを引き出せる可能性があります。逆に時々耳にするような、「中古車を販売店まで取りに行くことで納車費用を値引きしてもらう」方法は、実際のところあまり有効ではありません。納車費用にはガソリン代以外にも、登録費用や清掃費用が含まれていることが多いためです。

中古車の値引きを引き出すために有効な手段と、逆に力を入れてやるべきではないことを「中古車の値引きを必ず成功させる為に知っておくべき全知識」でより詳しくお話していますので、参考にしてください。

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