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中古車の納車/気になる期間・費用から注意点まで徹底解説

中古車の納車/気になる期間・費用から注意点まで徹底解説

中古車の契約も済ませてあとは納車を待つだけ、という方や、これから購入手続きに進む方の中には「自分の場合、納車までどのくらいかかるものなのか?」と気になる方も多いのではないでしょうか。中古車の状態や購入状況によって、納車は比較的早くなることもあれば、遅くなる場合もあります。また、あなたが早い納車を希望する場合、事前に知っておくことで納車を早められるポイントも存在します。

今回の記事では、中古車の納車までに要する期間と、納車が早くなる・遅くなる理由、また納車後のトラブルを避けるために納車時にチェックするべきポイントまですべてお伝えします。ぜひ参考にしてください。

中古車の納車の流れ

まず、中古車の契約から納車までの流れを簡単に整理してみましょう。以下の図をご覧ください。

契約から納車までの流れ

支払い方法によって途中の流れは変わりますが、おおむねこのような流れになっています。

それでは実際、契約から納車まではどのくらい日数がかかるのでしょうか。

中古車の納車にかかる期間

中古車の納車にかかる期間は、基本的に10日~2週間程度と言われています。

時々、任意保険の加入でもっとかかるのではとか、任意保険に入らなければ納車が早まるのか?という疑問の声も聞かれます。確かに、任意保険の加入割合は90%前後と言われており、加入しない方もいます。しかし保険加入の手続きは納車期間中に並行して行うことが可能です。任意保険に加入しないからといって、それで納車が早まるわけではないのが実情です。

納車が早くなる理由と遅くなる理由

とはいえ中古車の状態や購入にかかわる状況によって、納車の早い車・遅い車が出てきます。それらの具体的なケースを以下でご紹介します。あなたが購入する中古車が下記に当てはまるかどうかを、納車期間の参考にしていただければと思います。

納車が早くなる4つのケース

以下のケースに該当する場合、納車期間が短くなる場合があります。最短では3~4日ほどで納車されることもあります。

1.車検が残っている中古車の場合

中古車に車検が残っている場合は、スムーズに引渡しができるため納車までの期間は短くなります。大きな交換や整備が無い限りは点検作業だけとなりますので、早く納車されるわけです。特に、最近車検整備を実施したばかりの中古車は、納車整備もなく目視点検のみで納車されることもあります。この場合、最短3~4日での納車も期待できるでしょう。

2.車庫証明がすぐに取れる場合

購入する中古車の車庫証明がすぐに取れる状態か、取る必要がない状態であれば、必要書類を持っていることを条件にすぐに納車してもらえる場合があります。つまり、あなたが車庫証明を取得できる準備を万端整えていれば、翌日に車庫証明の取得、翌々日にはナンバープレートの取り付けを行い、3日目に納車できることもあります。

3.購入する中古車が軽自動車の場合

「車庫証明がすぐに取れる場合」と同様の理由ですが、軽自動車は車庫証明が不要な地域があり、購入する中古車が軽自動車であれば納車までの日数が早くなるケースがあります。

4.購入場所と距離が近い場合

購入する場所と納車場所の距離が近い場合は、物理的な移動時間も手伝って納車期間は早くなります。また、遠方から取り寄せる場合は積載車の空き枠等によっても納車までの期間が変わります。

納車が遅れる4つのケース

次に、納車が遅れる可能性のあるケースについてお話しします。以下にご紹介するケースに当てはまる場合は、納車まで3週間ほどかかる可能性もあると覚えておきましょう。

1.車検が切れている中古車を購入する場合

車検が残っている中古車とは逆に、車検が切れている中古車は車検に通す分納車までの期間が遅くなります。しかし、注意点として以下について覚えておいてください。

注意点:車検が切れていても、車検整備なしで車検が通ることもある

車検を通すのに、1週間以上かかるというイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、1日2日あれば車検は通せます。また、あまりないケースですが、車検整備はしなくても車検を通すことはできます。整備なしで車検が通る状態なら、車検を通すだけで大きく納車が遅れることはありません。実際に筆者は、車検を通したうえで3日で納車されたケースも確認しています。

2.納車が立て込んでいる場合

時期によって、納車が立て込んでいる場合は遅れる可能性があります。原因としては納車整備待ちです。主に、中古車販売店は以下のような納車整備の手法をとっています。

中古車販売店の納車整備方法

  • 整備工場へ持ち込み
  • ディーラーへ持ち込み
  • 自社(大きな工場設備があるところに限られる)で整備実施

これらの工場やディーラーで整備待ちが起こると、納車までの期間が延びることがあります。

3.ローン審査による納車日数の遅れ

中古車購入の際は中古車販売店から紹介される自動車ローンを組むことが多いと思いますが、中古車販売店で組むローンは金利が高い傾向にあります。低金利を求める方は銀行系のローンを選ぶ方もいますが、この場合は審査におよそ1週間~2週間かかります。ちなみに、中古車販売店で組める自動車ローンは1時間もあれば審査が完了します。

4.納車整備で部品がないことが発覚した場合

輸入車の中古車に多いケースですが、

  • 納車整備で部品がないことが発覚
  • 国産部品で代用する手配をしたが、それも在庫切れを起こしている

といった場合はかなり時間がかかります。ちなみに、販売店側も納車整備をしてみるまで部品の不足などに気づかない場合がほとんどです。これが契約後に納車予定が遅れる原因のひとつにもなっています。

納車が遅れている場合の対処法はあるのか

結論から言って、納車が遅れている段階で、それを早めるコツというのはありません。しかし、事前に実行することで、納車を早めることができるポイントが存在します。これから中古車の購入・納車を迎える方で、少しでも早く納車してほしい方は覚えておいて損はありません。

納車を早める為にできる3つのポイント

納車を早める為に、事前に対策を取れるポイントは以下の3つです。最後の3つ目に関しては、先ほどご紹介した「納期が早まるケース」とも共通しています。

1.すぐ支払いができる状態であること

中古車販売店からすれば、すぐ売上が立つ・現金化できるのはありがたいものです。通常、購入金額をまとめて支払う場合は納車前の支払いになりますので、早く納車するほど早く支払ってもらえるということになります。「明日全額払えるので、できるだけ急いで納車してください」と言えば、上記の遅いケースに当てはまらない限り最短3~4日で納車も可能でしょう。

2.「いつまでに納車できるなら購入する」と条件をつける

こちらはシンプルな方法ではありますが有効です。購入を決断するきっかけとして、「○日までに納車してもらえるなら購入します」と伝える方法です。明日に納車、というのは手続きからいっても難しいのですが、3日後以降を提示すれば、対応してくれる販売店は多いでしょう。

3.販売店側がすぐ車庫証明を出せるようにしていること

上記、納期が早まるケースでもご紹介したポイントです。販売店がすぐ車庫証明を取れる状態にしておけば、納車を早めることができます。

納車時の注意点

  • 中古車が納車されてから不具合が起こってしまった
  • 販売店と「この傷は納車時からあった・なかった」という水かけ論になってしまった

などというトラブル事例も実際に耳にします。納車時は、販売店のスタッフと使用前に車を確認できるラストチャンスともいえます。以下にお話しするポイントをチェックすることで不要なトラブルを防ぐことができます。

点検を実施した場合は点検記録簿を見せてもらうこと

納車整備・点検を実施しているときには、点検記録簿を確認しましょう。

外装の傷がないかをチェックする

ここは、中古車販売店側も、不要な言いがかりをつけられない為にチェックしていることが多いです。外装の写真までは撮らないお店が多いのですが、購入者としては、何気なしにでも写真を撮っておくともしもの時に安心です。

注意点:購入前にしっかりと現車確認を

もしあなたがこれから中古車を購入する・契約する段階ならば、現車確認は細かくしてもしすぎることはないと覚えておいてください。納車時に確認できる内装・外装のポイントは限られています。(だからこそ点検記録簿の確認等が重要になります)またすでに契約を済ませているので、不具合があっても全てが補填される訳ではありません。

購入前の中古車のチェックポイントは「中古車を購入する前にチェックするポイントを紹介」を参考にしてください。

納車費用について

すでに契約後、お支払い済という方もいるかもしれませんが、納車費用についてもご説明します。

納車費用の内容

中古車の納車費用とは、原則、中古車をあなたの自宅まで運ぶのにかかる費用と説明されますが、その中には、洗車・クリーニング費用・ガソリン代などのメンテナンス・準備費用が含まれることがあります。単純に移動のみに充てられる金額は、納車費用の半額以下であるとも言われます。見積の段階で、「納車費用の内訳になにが含まれるか」は必ず確認しましょう。

納車費用の相場

納車費用を、あくまで「あなたの自宅まで中古車を運ぶ費用」と考えた場合、近隣と遠方で金額が異なります。以下が納車費用の目安となっています。あくまで目安ですので、正確な金額は販売店の見積を確認してください。

納車費用の目安

  • 近隣の場合(車で30分以内)…5,000円~10,000円
  • 遠方の場合(車で2時間以内)…10,000円~30,000円

中古車の納車費用については「中古車の納車費用も含めたお金を準備しよう」も参考にしてください。

まとめ

いかがでしたか。今回の記事では、中古車の納車というテーマで、一般的な納車までの期間と納車が早くなるケースと遅くなるケース、納車を早める方法などについてお話しました。

中古車販売店によって、通常の納車期間が変わることはどうしてもあります。納車をあまり無理に急がせるということは、納車前の整備をないがしろにされるリスクにもつながりかねません。今回ご紹介した内容を実践してみて、それでも販売店から「これ以上納車は早められない」といわれた場合は中古車の品質を時間で買うものと考え、落ち着いて待つことをおすすめします。

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