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中古車のデメリット/購入・使用におけるリスクを徹底解説

中古車のデメリット/購入・使用におけるリスクを徹底解説

中古車購入を検討している方の中には、「中古車のデメリット・リスクにはどんなことがあるのだろう?」「自分には中古車って合っているの?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか?

中古車を新車と比較した場合、デメリットは確かに存在します。しかしデメリットを詳しく知ることで、「自分は中古車の購入に向いているか」を正しく判断できます。今回の記事では、中古車のデメリットと、中古車を購入する際の注意点をまとめました。ぜひ参考にしてください。

中古車のデメリットとメリットについて

まずは、中古車のデメリットとメリットの代表的なものを一覧にしてご紹介します。

中古車には、デメリットだけでなく「価格が安い」「最初からオプションがついている」などのメリットもあります。今回、中古車のデメリットを詳しくお話ししますが、それを差し引いても中古車のメリットの方に魅力を感じる場合は、中古車を検討してみてください。

中古車のデメリット

デメリット 回避するための対策
見た目から、車の状態が100%分からない 走行距離と登録年月日に注目
メーター改ざんによる走行距離の偽装 車両売買契約書に走行距離が明確に記載されているか
自分の好きな色やメーカーオプションが選びにくい 絶対に外せないポイントを3つに絞る
欲しい中古車が見つかっても油断できない 欲しい車が見つかったら、まず商談中へ
価格変動が起こりやすい 安く買いたいなら4月中旬~5月
購入後の保証が新車に比べると手薄 グーネットやカーセンサーの保証をフル活用

中古車のメリット

中古車のメリットについてより詳しく知りたい方は、「中古車のメリットを知って、納得した中古車購入を実現」の記事を参考にしてください。

上記、中古車のデメリットとその対策について以下で詳しくお話ししていきますが、その上でどうしても許容できないデメリットがある場合は、中古車の購入は控えたほうが良いと筆者は考えています。

見た目から車の状態が100%分からない

中古車では、前のオーナーがどんな乗り方をしていたのかが分からないため、車の本当の状態を100%知ることはできません。走行距離や消耗品の劣化からある程度の推測をすることはできますが、販売前にエンジン内部まで点検・整備をする中古車販売店は少ないため、壊れてしまう可能性はゼロではないわけです。

少しでもこのリスクを減らす対策として、購入前に「走行距離」「登録年月日」の2つのポイントを抑えておくことをおすすめします。具体的な内容をみてみましょう。

年数に対して、走行距離が極端に多い/少ない車には要注意

一般的に、車の1年間の走行距離は「8,000km~1万kmが目安」と言われています。中古車を検討する場合、その車の登録年月日(経過年数)と走行距離の割合を見比べてみましょう。1年間の走行距離がおおよそ計算できますので、どんな運転をしていたのか想像できるポイントとなります。

例えば下記の表のように、走行距離が同じでも登録年月日が違う車種がある場合はどうでしょうか。

メリット 詳細
価格が安い 中古車の最大のメリット。新車と比べると価格が安く欲しかった車を手に入れやすい価格で購入することができる。
納車が早い 中古車はすでに現車がありますので、~2週間ほどで納車可能。車庫証明などが準備できていれば数日で手に入る場合もある。
※新車の場合受注生産の場合が多いので、1~2ヶ月掛かることが多い。
最初からオプションが付いている 昨今の中古車は、ナビやETCなどの装備が付属していることが多くそのまま使う場合は余分な追加費用がかからない。また、カスタムやドレスアップ済みの車が欲しいという要望にも応えられる。
走行距離 登録年月日 状態
Aパターン 32,000km 2014年1月 不安
Bパターン 32,000km 2012年1月 良好

先ほど、1年で走る距離は平均「8,000km~1万km」とお伝えしましたが、Aパターンは1年で3万キロを超えていることが分かります。ということは、3~4年分相当の距離を1年で走っている計算になりますので、かなり頻繁に車を使っていることになります。高速道路がメインの運転であった可能性もありますが、もしかしたら中距離を1日に複数回移動するような乗り方をしていたかもしれません。

Bパターンの場合は、1年間でおおよそ8,000kmという目安で走っているため、一般的に買い物やちょっとした旅行に使われていたと推測できます。こういった、Aパターンのような「使用年数に対して走行距離が多い中古車」には注意が必要ですので、購入前に「走行距離」と「登録年月日」を必ずチェックして下さい。

以上のポイントから、欲しい中古車が見つかっても、年数に対して走行距離が多い中古車には注意が必要です。車の機能も年々向上していますので、消耗部品やオイル交換などの基本的なメンテナンスを行っていれば10万km~15万kmでも走行に支障はない、というのが現状です。

しかし、年数に対して不自然な走行距離車というのは、何かしら普通とは違う使い方をしていたことになります。経過年数に対して極端に走行距離が少ない場合も同様です。走行距離が少なければいいのでは?と思うかもしれませんが、長期間乗らずに放置されていた車両の可能性もあり、オイル系・消耗部品の劣化が予想されます。

結論、「1年間で走行距離8,000km~1万km」の範囲を超えないことが、上記のデメリットに直面する可能性を下げるためには大切です。

(個人売買での)走行距離偽装のリスク

中古車を買う際に、走行距離は本当に正しいのか?メーター改ざんの噂を聞いたことがあるので不安、という方も多いのではないでしょうか。中古車販売店では、以前はごく一部の悪質店舗でメーター改ざんの事例も見受けられました。

現在では業界全体でメーター改ざん・不正を撲滅しようという動きがあり、車検証に走行距離が記載がされるようになったことやオートオークションでの監視の結果、販売店でのメーター改ざんを見ることは実質なくなりました。しかし個人間売買などでは、未だに走行距離が改ざんされたケースもありますので、見分ける際のポイントについてお伝えします。

車両売買契約書に走行距離が記載されているか

個人間売買でも、中古車を購入する際には、車の情報が書かれた「車両契約書」を交わします。その契約書に走行距離という欄がありますので、走行距離と実際販売されている車の走行距離を見比べて、ズレがないかを確認しましょう。または、上記お伝えした通り、車検を通した車なら車検証にも走行距離が明記されているはずです。

もし、不明や記載されていない場合、メーター改ざんがされている可能性がありますので、「なぜずれているのか、記載がないのか」について明確な返答がなければ、その方からの購入は控えるのが無難です。非常に基本的なことですが、そうすることでメーター改ざん車を購入するリスクをより減らすことができます。

車検証が偽造されている可能性にも注意!

注意点として、車を一度抹消して再度登録し直すことで、車検証を偽造することが可能です。筆者の見解としては、昨今ここまでの手間をかけて不正車を販売する業者は皆無だと考えています。しかしこの抜け道を使うことで、正確な走行距離が分からなってしまう以上は注意が必要です。

こういったケースを回避するためにまず押さえておきたいのは、安心して信頼できる販売店かどうかを見抜くことが大切です。筆者が考える、信頼できる販売店かどうかの基本の判断基準を以下でお伝えします。

信頼できる販売店の基準

自動車公正取引協議会に加盟しているかどうか

自動車公取協は、消費者庁公正取引委員会から認定されたルールである「自動車公正競争規約」を運用する機関として、昭和46年(1971年)12月に設立された公益法人です。この団体に加入している事で、信頼度が上がります。加盟している中古車販売店を探したい方はこちらから確認できます。

日本中古自動車販売協会連合会

自動車公正取引協議会に加入していない販売店でも、「日本中古自動車販売協会連合会」に加入している販売店もあります。こちらも上記同様に中古車の適正価格や流通整備などをチェックしている団体です。加入している店舗は厳しい審査を通っていることになり、安心できる販売店と言えます。

販売店の口コミをチェックする

信頼できる販売店を見極める方法としては、中古車販売店の口コミなども参考になります。カーセンサーやグーネットには、中古車販売店の口コミが掲載されています。まずはそこで、他の人がどう思っているのか参考にしてみるのが良いでしょう。

注意点として、「すべての口コミを鵜呑みにするのは危険」です。仕組み上、購入者からの口コミに限定されてはいますが、

  • スタッフの対応に関する口コミ
  • 車の状態に関する口コミ

には主観が入ることが多くあります。

筆者としては

  • 具体性のない口コミ:例「すごくいい対応をしてくれました!」「非常に満足です」

のみで構成されている口コミは、除外して考えるのが良いと考えています。

希望の色やメーカーオプションが選べない場合がある

中古車の場合、市場に出回っている車から選ぶことになります。欲しい車種が決まっても、自分の欲しかった色の車種がなかなか見つからないことも有りえます。

またオプションには「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」の2種類があります。

メーカーオプションは、車を作る段階で装着するオプションになりますので、基本は後から付けることが難しくなります(分解して組み直す事でオプションパーツを付けることもできますが、そこまでするのでしたら新車を買ったほうが安い場合が多いでしょう)。

ディーラーオプションの場合、後から装着するオプションが多いため自由度が高いのが特徴です。しかしサンルーフなどはメーカーオプションなため、中古車を選ぶ際には、最初から装備されている車を選ばなければなりません。

自分が欲しい車の理想を持っている方もいると思いますが、希望条件にぴったり合う車を見つけ出すのは、中古車の場合は難しいことがあります。中古車を探す際には重視したいポイントを2つ3つに絞るのがおすすめです。下記で詳しくお伝えします。

絶対に外せないポイントを3つ考える

中古車の場合は、スムーズに購入するためには、「あなたが譲れないポイント」をいくつか絞ることが大切です。まずは、以下の項目から、あなた自身の中で絶対に外せないポイントを3つほど挙げてみてください。

  1. メーカー
  2. 車種
  3. 価格
  4. 走行距離
  5. 年式
  6. 維持費
  7. 使用目的

いかがでしょうか。例えば、

  • カラー:黒
  • ナビ:付属
  • 走行距離:20,000km以下

というように3つに絞ります。

ポイントを絞ることで、最終的に満足できる中古車を選ぶことができます。使用目的に関して「どういう車が自分の目的に合っているか分からない」という方も多いと思います。

「あなたに合った中古車の探し方が分かる!タイプ別の秘訣紹介」では、あなたが車に望むポイントや使用目的から、適切な中古車のタイプが分かります。ぜひ参考にしてください。

希望の中古車が売れてしまう場合がある

新車とは異なり、中古車では車のスペック・状態が1台1台異なります。「これだ!」という中古車が見つかった場合でも、迷っている最中に買われてしまった場合は、全く同じ車を手に入れることは正直難しいでしょう。

自分が欲しいと思った車は、他の人も狙っていると考えるべきです。予算内で欲しい車が見つかったら早めに購入するのをオススメしますが、予算ぎりぎりである場合、買うか買わないか迷う期間も必要でしょう。まずは買われる前に、キープしておくことをおすすめします。

商談中にして一旦キープする方法

自分にぴったりな車が予算内で見つかれば、即購入するために販売店に問い合わせするのが最良です。しかし、まだどうしようかと悩んでいる段階であれば、一度販売店に問い合わせをし「商談中」にして車をキープしましょう。他の問い合わせがあっても、あなたが先に問い合わせしていれば、販売店から連絡が入るでしょう。買うか買わないかは、その段階で決めれば良いわけで、時間的な余裕が生まれます。

注意点として、販売店としては「すぐ購入すると言ってくれる購入希望者」に売りたいと思うのが当然です。この方法で、数週間~1ヶ月押さえておくことは実質難しいと考えてください。検討期間としては数日~1週間が妥当だといえます。

価格変動が起こりやすい

中古車には定価というものがないため、新車よりも「買うタイミングが難しい」ことが挙げられます。中古車の価格は市場のニーズで決まるため、季節要因や新車での人気、ボーナス時期や市場に存在する台数などによって価格が変動します。

しかし逆に「お買い得」なタイミングを知ることで、デメリットを抑えてお得に中古車を購入することができます。下記を参考にしてみてください。

安く中古車を買いたいなら4月中旬~5月が狙い目

1年のうち、もっとも中古車価格が下がる傾向が顕著なのが「4月中旬~5月」です。理由としては以下があります。

  • 新車販売/中古車販売が2~3月に強化される
  • 販売された分、下取り車や買取車が中古車市場に出回る
  • 4月に入って中古車需要が落ち着くが、市場には中古車が残っている

この状態になると、中古車の需要に対して供給(市場の台数)が多い状態になるため、中古車価格が下がることが多くあります。

注意点

上記はあくまで傾向のため、車種によっては価格が下がらないことがあります。例えばトヨタ・ハリアーは海外でも人気がある車種のため、中古車価格が下がらない状態が続いています。国内に限らず、海外でニーズがある場合も中古車価格は下がりにくくなるわけです。また、時期によって値下がりする分よりも、「年式」「走行距離」などの条件によって中古車の相場が下がる分が多くなります。

適切な条件設定によって「安全に乗れる安い中古車を選ぶ方法」は、「自分にあった安い中古車を賢く手に入れるための6つの秘訣」で詳しくお話ししていますので参考にしてください。

購入時期による値下がりは、「特に購入時期を決めていなくて、1円でも安くなれば幸運」という場合に有効といえるでしょう。

購入後の保証が新車に比べると手薄

新車を購入すると主に3年間の保証が付いており、全国のメーカーやディーラーで、アフターサービスを受けられれます。中古車の場合では引越しなどによって、保証期間中でも十分なアフターサービスを受けられない場合があります。そこで、中古車の場合は「グーネット」や「カーセンサー」などの保証に加入することをおすすめします。

アフターケアサービスはグーネット保証/カーセンサーアフター保証を活用

Goo保証や、カーセンサーアフター保証のような保証サービスでは、加盟店で対象車を購入することで、新車並の保証を付けることができます。以下に、それぞれの保証内容を記載します。

グーネット カーセンサー
修理費0円 保証範囲:業界最多水準の237項目
最大3年保証 保証期間:最長3年まで!走行距離は無制限
24時間365日対応 対象車両は幅広い!修復歴ありでもOK
充実のロードサービス 全国どこでも修理可能
保証範囲は330項目以上 24時間365日対応

新車と同じく、3年保証があったり、全国どこでも修理可能など、引越しや転勤した場合でも安心して修理などができます。

まとめ

いかがでしたか。今回の記事では、中古車のデメリット・リスクと対策についてお話ししました。これらのデメリットを容認できるかどうかで、あなたが中古車購入に向いているかどうかが分かると思います。

筆者の見解としては、中古車を選ぶ正しい知識を身につければ、「安全な車に新車よりも安く乗ることができる」点でおすすめです。実際に中古車の購入に進みたいという方は、中古車購入の注意点や正しい車の選び方を「中古車選びのポイント!失敗しない中古車購入の為の全情報」で詳しくお伝えしていますのでぜひご覧ください。

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