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中古車の注意点/購入・選び方のコツから特定車種まで解説

中古車の注意点/購入・選び方のコツから特定車種まで解説
中古車の選び方のポイントをざっくり言うと…
車の「走行距離」「車検の有無」「保証の有無」をチェックする!
リスクのある中古車「修復暦車」「水没車」「塩害車・雪害車」は避ける!
中古車販売店(販売店スタッフ)でしっかりと相談・質問をする!

中古車の購入を検討している方の中には、「中古車を選ぶとき、購入するときの注意点は何があるのか?」「選んではいけない中古車とはどのようなものなのか?」が気になる方も多いと思います。中古車で気をつけるべきポイントはいくつかありますが、車種問わず共通するものも多いため、正しい情報を知っておくことで、安全かつスムーズに中古車を購入することができます。

今回の記事では、賢く中古車を購入するために知っておくべき注意点と対策、特定車種での中古車の注意点をお伝えします。ぜひ参考にしてください。

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中古車購入の流れ

まずはじめに、中古車購入の流れを簡単にまとめました。既にご存知の方は読み飛ばしていただいてかまいません。

中古車購入の流れ

  1. 中古車を探す・問い合わせ
  2. 来店・現車確認
  3. 見積もり
  4. 契約
  5. 支払い
  6. 納車

ここからは、具体的な注意点を詳しくお伝えしていきます。

中古車を購入するときのコツ

今回、中古車を購入するうえでの注意点を、大きく以下の4つに分けてお話しします。

  • 中古車選び・購入時のポイント
  • 中古車で知っておくべきリスク・注意点
  • 中古車販売店でチェックするべきポイント
  • よりお得に賢く中古車を購入するための秘訣

中古車選び・購入時のポイント

走行距離の基準:15万kmまでは問題なく走る

走行距離と、次の項目でお話しする年式は中古車選びの上で気になる方が多いことでしょう。一般的に10万kmの走行距離が中古車の寿命と言われることも多いのですが、こちらは実情とは違う部分があるというのが筆者の見解です。

もちろん、時間の経過と共に車の機能が全く劣化しないという事はありません。また走行距離が長いということは、それだけ年月も乗られているということになります。

しかし実際は走行距離が10万km~15万kmの中古車であっても、後にお話しする修復歴車などを除けば全く問題なく走る車が大半です。トヨタ車などは特に経年に強く、20万kmを超えても現役の車が海外ではよく見られます。

走行距離が短ければ、自然と高年式ということになり、中古車の価格が上がります。

まとめると

  • 価格の安さよりも、新しさや綺麗さを重視するなら3~7万km
  • 問題なく走れば、あとは価格の安さで決めたいなら8~12万km

あたりを狙うと良いでしょう。
3万km以内が上記にない理由については、3年落ち以下の中古車である場合が多く中古車市場にほとんど存在しないか、流通していても新車とそこまで変わらない価格であるためです。(車を平均的に使用する場合、1年に8,000~1万km走行することが多い傾向から)

中古車の距離についてもっと詳しく知りたい方は「中古車の距離は何万キロがベスト?年式との関係とおすすめ距離」をご覧ください。

年式の基準:綺麗さやデザイン重視なら6年落ちまで/価格重視なら7~12年落ちまで

中古車の年式についても同様の考え方です。もちろん高年式であるほど中古車の見た目も内装も綺麗ですが、よく言われているような10年が中古車の寿命、というのは少し前のお話です。とにかく綺麗であることが大切という方は、6年落ちあたりまでが満足いく中古車に出会えると思います。

また注意すべきなのは、車のフルモデルチェンジが一般的に5~7年ほどの間隔で行われることです。フルモデルチェンジが起こると、車の外観やシルエットも大きく変わる場合があります。機能によってではなく、デザインの古さが気になって高年式を求める方も多いかもしれません。

まとめると、

  • 綺麗さやデザイン重視なら6年落ちまで
  • 問題なく走れば、綺麗さより価格を重視なら7~12年落ちまで

を目安にしましょう。
車の機能もどんどん向上していますし、たとえば軽自動車のジムニーなどはその頑丈さや根強い人気もあって、15年落ち以上でも50万円以上という中古車価格で販売されています。走行距離・年式は中古車の選び方のポイントとして重要ですが、そこだけに捉われると良い中古車を見逃す可能性がありますので注意が必要です。

車検の有無について

中古車には車検が残っていない車も多くあります。その場合、以下の3つのパターンが存在します。(記載は微妙に異なる場合がありますので、ここではカーセンサーの記載を例として扱います)

1.車検整備付(もしくは車検整備込)

納車までに車検・車検整備を実施。
上記に必要な費用は車両本体価格に含まれており、自動車取得税・自動車重量税の法定費用を含めた諸費用が別途必要になります。

2.車検整備別

納車までに車検・車検整備を実施。
車両本体価格以外に自動車取得税・自動車重量税の法定費用を含めた諸費用と、車検整備費が別途必要になります。

3.車検整備無

購入時には車検整備は実施されません。
購入後、別途車検整備を整備工場などで実施してもらう必要があります。その際に上記と同様の法定費用・車検整備費がかかります。

結論、手間と費用からすると、1→2→3の順におすすめですが、安い中古車の場合、2か3のパターンに当たることが多くあります。身近にお願いできそうな整備工場が無いなら、3のパターンの中古車は避けるのが無難でしょう。

保証の有無について

やはり、保証のついている中古車を選ぶのが良いでしょう。以前は、保証制度は新車がメインでしたが、ユーザーのニーズに応えて、保証を設ける中古車販売店が増えてきました。中古車検索サイトのカーセンサーやGooでは

  • カーセンサーアフター保証
  • Goo保証

などの公式保証をつけている中古車在庫・販売店もあります。

一方、販売店保証の内容はお店によって様々ですので、気になった中古車については必ず保証内容を確認しましょう。期間について、半年より長い販売店保証は中古車ではあまり見かけませんが、有償プランに変更すれば保証期間を延長することももちろん可能です。

中古車の知っておくべきリスク・注意点

中古車は、正しく選べば安全に動く車をお得に手に入れることができます。そのためには、具体的なリスクと回避方法を知っておく事が大切です。ここでは中古車の代表的なリスクを整理しました。

修復歴車/事故車のリスク

修復歴車とは、車の骨格(フレーム)にあたる部分に事故などで損傷を受け、修理した車のことで、事故車とも呼ばれます。相場より安くなっている中古車や激安価格の中古車にはよく見られます。筆者の見解では、修復歴のある車は選ぶべきではありません。骨格部分の損傷は、後々想定外の不具合や故障につながる可能性があります。試乗で問題なく動いたとしても、その後どうなるかは分かりません。あなたが価格にこだわるとしても、希望の中古車が修復歴車であることが分かったら購入は控えましょう。

具体的にどの部分が損傷を受けたら修復歴車と呼ばれるのかを下記に図解しました。

車の骨格・フレーム名称

自動車の骨格・フレーム名称

1. フレーム 2. フロントクロスメンバー 3. フロントインサイドパネル 4. ピラー
5. ダッシュパネル 6. ルーフパネル 7. ルームフロアパネル 8. トランクフロアパネル
9. ラジエターコアサポート

上記のうち、1~8については

  • 骨格部分に損傷があるもの
  • 骨格部分が修復されているもの

のいずれかに該当すれば修復歴(事故歴)車です。しかし、ネジ止め部分は修復歴には含まれません。

また9については、

  • 交換されているかつ、隣接している骨格部分にへこみ・曲がりまたは修理歴のあるもの

が修復歴車となります。

修復歴車を避けるためには

現在では、修復歴のある中古車は車種情報に記載することが義務づけられています。中古車検索サイト等で探す場合は、はじめから修復歴なしの条件設定で探すのが良いでしょう。

またごく稀にですが、修復歴車にもかかわらず記載がない場合もあります。その場合は、現車確認の際に、バンパー等のボディの隙間が均一かどうかで見抜けることがあります。通常、ボディパーツの隙間は均一になっているものです。ヘッドライトとボンネット、ヘッドライトとバンパーの隙間をチェックして、隙間が微妙に均一でなかったら、車体がゆがんでいる、つまり事故車である可能性があります。

水没車のリスク

沿岸や河川地域などで水害を受けた車のことです。実は、水没車は修復歴車として扱われません。「修復歴なし」だとしても、水没車である可能性があるのです。水没車は電装系に異常をきたすケースが多く、連鎖的に各電装系が故障し、高額の修理費がかかることがあります。具体的に見抜く方法は以下のようなものがあります。

水没車を見抜く方法

  • シートベルトを限界まで引き出してみて、泥のような染みのラインがある
  • 空調を切った状態で、車内から雑巾のような臭いがする

これに当てはまれば、水没車の可能性がありますので要注意です。

塩害車・雪害車のリスク

沿岸地域の潮風でダメージを受けた車を塩害車、積雪地域で雪によってダメージを受けた車のことを雪害車といいます。これらの車は共通して「錆」が問題です。フレーム部分や内部の重要部品が錆びてしまうと車の機能に支障が出ます。判断基準としては、ボディの錆はコーティングで隠せることも多いので、エンジンルームなどの通常見ないポイントを見てみましょう。周りに比べて不自然に錆びていれば、塩害・雪害車である可能性があります。

結論として、上記のような兆候が見られたらその中古車を購入するのはやめておきましょう。その他具体的な中古車のチェック項目については「中古車を購入する前にチェックするポイントを紹介」でより詳しくお話ししていますので参考にしてください。

中古車販売店での注意点

次に、中古車販売店や、店舗で中古車を購入する場合に注意するべきポイントをお伝えします。

販売店が諸費用に過剰な利益を乗せるケース

中古車の購入金額は、主に

  • 車両本体価格
  • 諸費用(法定費用と販売店手数料※代行費用)

の合計です。激安の中古車でときどき見られるケースですが、車両本体価格がかなり安くなっているものの、諸費用が不明なケースが稀にあります。こういった場合、安い車両本体価格でユーザーを惹きつけて、諸費用に利益を多めに乗せる、ということがありえます。諸費用込みの総額が不明な場合や、要問合せとなっている場合は、お店に行く前に電話等でまず確認しましょう。諸費用の目安は、「中古車の購入時に掛かる諸費用を徹底解説」の記事を参考にしてください。

おとり在庫の可能性

おとり在庫は、不動産の賃貸などでよく聞かれます。外観も綺麗でスペックも問題なく、お手頃な価格に惹かれて店舗に向かうと「さきほど売り切れてしまった」と言ってほかの中古車を勧められることがあります。もちろん本当に売れてしまった場合もありますが、即日引き取りでもない限り、現車もないというのは「おとり在庫」を疑いましょう。

カーセンサーやGooでは、こういった行為は規約で禁止されていますが、事実上把握・規制する手段がないため、ごく一部ではまだ実施されている可能性もあります。

その他購入方法の注意点

中古車の購入方法は、中古車販売店の他にも中古車ディーラー、オークション代行、個人間売買といった方法があります。この中で、注意するべきなのは

  • オークション代行
  • 個人間売買

の2つです。どちらもメジャーな購入方法ではなく、それだけに掘り出しものがあるかも?という方もいます。しかし筆者の考えでは、よほど慣れた方でないとリスクの方が大きいです。

特に個人間売買は、掲示板などを活用し個人から個人へと中古車を購入することを指し、

  • 契約取り交わし・名義変更などの法的手続きを自分でする必要がある
  • トラブルがあった際に、自分たちで解決しなくてはならない
  • 瑕疵担保責任(売却後、不具合が発覚した際の責任所在)などのトラブルがつきもの

といった理由から、正直おすすめしません。個人間売買や、中古車の購入方法について詳しく知りたい方は「中古車の個人売買/おすすめとメリット・デメリットを解説」「中古車の賢い買い方が分かる!買い方の手順と注意点をご紹介」を参考にしてください。

中古車販売店(お店)での注意点

中古車販売店(お店)の選び方

中古車選びにおいて、車本体はもちろん、購入する販売店のチョイスも気になるところでしょう。中古車は定価が無いものですから、安心して購入する為には信頼できる販売店を見つけることが大切です。これからご紹介するポイントをクリアしているかを目安にしてみましょう。筆者は中小~大手の中古車販売店のスタッフとお話する機会も多いのですが、信頼できる販売店は以下のようなポイントにも、きちんと応えてくれるものです。

こちらの疑問に面倒がらず答えてくれるか

初めて中古車を購入する場合、見積もりの項目ひとつ取っても分からない単語もあるでしょう。また、中古車検索サイトなどで気になる中古車を見つけた場合、店舗に行く時間がなくて電話で問い合わせることもあると思います。その際に、傷の具合などを詳細に伝えてくれるかどうかに注目です。「新品同様ですよ」「私は全然気にならないですね」と、具体的に教えてくれない店舗は信頼できない販売店の可能性があります。多少大げさにでも傷の具合を細かく伝えてくれる店舗の方が安心して購入できるでしょう。

また、多くの人が良く分からないからとスルーしがちな一方、後からトラブルの種になることがあるのが契約書の項目です。不安な項目があれば気の済むまで聞いてみてください。この段階でのらりくらりとかわそうとする販売店には要注意です。

利益にならないことにも親身にアドバイスをくれるか

たとえば、自動車保険・燃費関連は中小の販売店からすれば直接利益にはならないことが多くあります。そのような自店舗の利益から遠いことにも、親身になってアドバイスをくれるのが良い販売店といえるでしょう。悪質な店舗は「売る為に必要なこと」だけに力を注ぎますので、質問してみると違いが明確に分かることがあります。

カーセンサー・グーネットなどで販売店の口コミをチェックする

カーセンサーやグーネットでは中古車在庫を掲載している販売店の情報を見ることができます。そこで、ユーザーからの口コミがある店舗なら必ずチェックしましょう。
※中古車ディーラーは含まれていませんのでご注意ください。

中古車販売店のクチコミ

口コミは自演の可能性もあるので、全てが真実とは限りませんが

  • 良い点とともに、悪い点も説明している口コミは信用度が高い
  • とにかくベタ褒めだが、具体的な褒めポイントがない(とにかく最高で大満足です、など)口コミは疑ってみる

の2つを目安にすると良いでしょう。

契約してから納車まで期間を確認する

基本的に10日~2週間程度と言われていますが、車の状態によっては納車までの期間が変わることがあります。
納期に掛かる時間によって現状の車がどうなっているかわかることもあるので、忘れずに尋ねるようにしましょう。
もっと詳しく知りたい方は「中古車の納車/気になる期間・費用から注意点まで徹底解説」を参考にしてください

これらの4点を信頼できる中古車販売店を選ぶ際の目安にしてみてください。

在庫問い合わせ時のポイント

中古車問い合わせのポイント

中古車を見つけたら、中古車検索サイトから問い合わせ申し込みをするか、直接電話で問い合わせる事になるでしょう。中古車検索サイトから問い合わせをした場合は、販売店から電話・メール等で連絡が入ります。ここでは、問い合わせの際に確認しておくべきポイントをお伝えします。

その車の状態、傷や凹み

写真だけでは分からない、傷や凹みの状態については来店前に確認しておきましょう。この度合いをしっかり教えてくれるかどうかで販売店の信頼度も分かりますが、「実際見てみない事にはユーザーがどう思うか分からない」という信条の販売店もあります。

交換した方がよさそうな部品

販売店の視点で、乗り始める際に「交換した方が良い部品」はあるかを聞いておきましょう。事前に交換費用などが発生する可能性があるか分かれば、交渉準備や予算の調整が出来ます。

本体価格以外の諸費用はどれだけかかるか

車両本体価格以外の諸費用についても確認しましょう。本体価格しか掲載されていない場合はもちろん、諸費用込みの総額が記載されていたとしても確認するべきです。諸費用は希望のオプションや、保証内容によって変わることがある為です。また額面しか書かれていない事も多いので、問い合わせ段階で含まれる項目を把握しておけるとスムーズです。

記録簿があるか確認

中古車点検記録簿(定期点検整備記録簿・分解整備記録簿)とも言われ、12ヶ月点検・24ヶ月点検といった法定点検の際に、工場が整備内容を記録した書類のことを指します。紛失してしまったケースや点検した工場が発行していない場合もありますが、記録簿がある中古車であれば過去の点検結果が解るので、より安心して中古車購入をすることができます。

因みに、記録簿が無いからといってメーター戻し(走行距離改ざん)をしているわけではありません。

記録簿について詳しく知りたい方は「中古車の記録簿は必要?点検記録の実情と中古車選びを徹底解説」に詳細をまとめているので参考にしてみてください。

中古車ローン利用希望の場合はローン金利

中古車ローンを希望するなら、ローン金利を確認しておきましょう。金利は販売店によって微妙に異なるためです。場合によっては、販売店で組むローンではなく、金融機関で申し込む自動車ローンの方がお得な場合もあります。

保証がつくかつかないか

保証がつくかどうか、つくとしたら無償(車両本体価格に含まれているのか)・有償(諸費用としてプラスされるのか)を事前に確認しましょう。可能であれば、保証期間だけでなく、適用走行距離・対象の修理など、細かい保証内容まで聞けると理想的です。

サイトに掲載済みの情報でも聞いてみる

これらのポイントは、中古車検索サイトなどの情報欄に書いてあったとしても聞くようにしましょう。時間の経過と共に情報が変わっていたり、まれですが中古車情報は定型文で済ませている販売店もある為です。

またもうひとつ、販売店側は来店を促すため、全部の質問には答えない場合もあることに注意しましょう。販売店からすると、全部の情報をくまなく得たユーザーは来店してくれないと考えるものです。そのため営業方針として「実際来店してもらってから」という返答があったりします。問い合わせ段階で不明点があった=信頼できないとは一概に言い切れないのが実情です。
ただ、上記にご紹介した5つのポイントのうち、3つ以上教えてもらえない場合は要注意だと筆者は考えています。

中古車の購入手順をもっと詳しく知りたい方は「中古車の賢い買い方が分かる!買い方の手順と注意点をご紹介」をご覧ください。

既に購入したい車種条件と販売店が決まっている場合は、中古車購入前のチェック項目に目を通しておくと良いでしょう。

現車確認・試乗のポイント

中古車現車確認・試乗のポイント

中古車は1台1台状態も異なりますし、先ほどお伝えした修復暦車やメンテナンスが充分でない車を避けるためにも、現車確認の正しいポイントを知っておく必要があります。中古車の現車確認のポイントは、以下の2つに分かれます。

中古車の現車確認ポイント

  • 試乗を許可してもらい、実際に運転してチェックする
  • 車が止まっている状態で現車のコンディションを確認する

まず、試乗でのチェックポイントについてお話しします。試乗で見るべきポイントは以下の3つです。

視野を確認する

自分の運転しやすい姿勢にシートを調整し、運転席から見える視野を確認しましょう。外観や雰囲気が気にいった車だとしても、実際に運転する立場になると、視野が合っていないという事もあります。わずかな試乗の間であることや、車自体は気に入っていることから、気にせずそのまま購入するケースもあります。

しかし、視野が合わないと思っている以上に運転がしづらいものです。疲れやすくなったり、事故の可能性が増します。少しでも違和感を感じたら、慎重に検討しましょう。特に右折・左折の場面で、対向車や車体の死角が見えにくくないかの確認は必須です。

まっすぐ走るかどうか

直線道路で、ハンドルを握らずにそっと手を添えるだけにし、まっすぐ走るかを確認しましょう。もし、左右どちらかに勝手に動いていくようなら要注意です。これは修復暦車(事故車)によく見られる症状で、タイヤやホイールをはじめ、動力を伝える部品の角度・取り付け部分の調整が狂っていることで起こります。修復暦車は事故によって車の構造部分にズレや損傷が生じていて、これが調整の狂いにつながるのです。上記のような症状があれば、修復暦車の可能性を疑いましょう。

ギア・ミッションの入りを見る

オートマ車でも、マニュアル車でも、ギアを切り替えてみてスムーズに入るか確認しましょう。これがスムーズでなければ、購入を見送ることをおすすめします。

ギア・ミッションの確認ポイント

  • マニュアルで、ギア切り替えがスムーズでない・違和感がある(クラッチが磨り減っている可能性があります)
  • オートマでギアを切り替える際、ガクン、となるような大きめの変速ショックがある

これらに当てはまるようなら、後々トラブルに繋がりかねませんので購入は控えましょう。

ここまで、試乗でのチェックポイントについてお話ししました。上記でご紹介しているような修復歴車の可能性かないかなど、現車確認でのチェックポイントは「中古車を購入する前にチェックするポイントを紹介」で詳しくお話ししていますので参考にしてください。これらのポイントを押さえておけば、リスクのある中古車を選んでしまう可能性は限りなく低くできます。

中古車をお得に購入するために知っておくべき秘訣

ここまで中古車のリスクと回避方法についてお話ししましたが、次は中古車をお得に購入するための秘訣をお伝えします。ぜひ参考にしてください。

中古車が安くなる時期

1年のうち、中古車が安くなる時期というものが存在します。時期としては、4月中旬~5月が該当します。これは、中古車の価格は市場での需要と供給によって決定するためです。この時期の直前、3月はディーラーの決算期直前にあたることが多く、中古車も新車につられて需要と供給が一気に盛り上がります。それに対して4月に入ってからは、中古車の需要が落ち着くのに対して、下取り在庫や売れ残りの中古車が市場に多く存在する状態になります。これによって、相対的に価格が下がるのです。

もし購入時期を調整できそうであれば4月中旬~5月を狙ってみるのも有りでしょう。憧れの車種が、意外に安くなっているかもしれません。

中古車が安くなる時期について詳しくは「中古車が最も安い時期を知って、可能な限り安く中古車を手に入れよう!」を参考にしてください。

買い時の中古車

また、買い時の中古車についてもお伝えします。買い時の中古車としておすすめなのは、フルモデルチェンジ後の前モデル中古車です。モデルチェンジ後は、新モデルへの乗り換えが進み、前モデルの中古車が市場に出回ります。新車ディーラーは、新モデルの販売強化・前モデルの売り切りのため、前モデルの販売価格を下げます。中古車価格は、新車価格と連動する部分も大きいため、中古車の価格が下がりやすくなります。

詳しくは「中古車の買い時/安くなる時期と今買い時の車種を徹底解説」を参考にしてください。

筆者おすすめの中古車はディーラーの代車落ち

掘り出しものの中古車には色々な考え方がありますが、筆者がおすすめするのは「ディーラーの代車落ち中古車」です。理由としては

  • 代車として使用されていたため、年式に対して走行距離が少ない
  • ディーラーの車のため、整備・メンテナンスが充分に行われている

といったことが挙げられます。激安の中古車、という価格ではありませんが、安心して乗れる品質に対してコスパが非常によくおすすめです。

具体的な探し方としては、メーカー系列の中古車ディーラーで探すのが良いでしょう。D-Ucarなど、ディーラーの中古車在庫を検索できるサイトを活用すると、よりスムーズに探すことができます。

不人気車を選ぶ

中古車の価格というのは、中古車市場でのニーズに左右されます。たとえ古い車種であったとしてもその車を中古車で欲しがる人が多ければ、価格は高くなります。一方で欲しがる人が少ない車種は、自然と中古車の価格も下がります。

しかし欲しがる人が少ない=車として問題があるとは限りません。自分が譲歩できる範囲を知ることで、充分な機能を持った車をお得に購入することができます。人気でないボディカラーに注目することはよく聞かれますが、筆者としてはメーカーに注目することをおすすめします。

トヨタ/ホンダは人気だが中古車価格は高め

国内・海外で広い支持を集めるトヨタ/ホンダは中古車でも価格が高い傾向にあります。特にトヨタの人気車種は価格が落ちにくく、市場に流れ始める際の相場も高めです。

狙い目はマツダの中古車

それに対して、マツダは中古車でも手の出しやすい価格が多くあります。ひとつ例を挙げるとビアンテはマツダのミニバンですが、この車種は両側自動スライドドアを備えていることなど、機能面ではトヨタのミニバンにも引けを取りません。2017年9月時点での、2011年式の中古車価格をグーネットで調査してみると、

  • トヨタ ノアの中古車相場:130~150万円
  • マツダ ビアンテの中古車相場:100~120万円

という差がありました。総じて価格が高めのミニバンでこれだけの差が出ますので、メーカーに強いこだわりがない場合、選択肢に入れる価値は充分にあるでしょう。

リセールバリュー(使用後の売却価値)はあまり気にしない

人気メーカー以外の中古車を買う際に、後々手放すときに価格が下がるのではないか、と心配する方もいます。中古車の場合、年数の経過と共にある程度価格が落ちることは避けられないことと、市場の動向や新車の人気推移で大きく相場が変わることも有り得ます。そのためマツダ車に限らず、中古車で購入する際には次に手放す際の売却金額はあまり計算に入れない方が良いでしょう。

一方で稀少な人気車種や、一部に熱いファン層を持つ車種、海外のニーズが高い車種は価格が下がりにくくなります。中古車の購入前に、その時点での売却価格を知りたい方は「中古車買取相場のおすすめの調べ方・使えるサイトを徹底紹介」を参考にしてください。

まとめ

いかがでしたか。今回は、中古車を購入する上での注意点・リスクと、賢く中古車を購入するための秘訣についてお話ししました。中古車は、新車と違って品質が一定の水準ではないのですが、これは探し方や選び方次第で大きなメリットになります。今回の記事を参考にしていただければ、安全に乗れる中古車をスムーズに手に入れることができるでしょう。

コラム:特定車種の中古車の注意点を紹介

ジムニー

スズキ ジムニー

スズキが誇るオフロードSUV軽自動車であるジムニーは、以前から根強いファンを獲得しています。この車種は

  • 年式が古くても価格が高い
  • アフターパーツも豊富で、カスタム済みの中古車は価値が高い

といった、他の中古車とは違う独特の傾向を示しています。
※現在では、カスタムしてある中古車は買取価格が下がるといった傾向は薄れ、手を入れているほど中古車の価格が上がる傾向に入り始めています。

例を挙げると、

(例1)

  • 1996年式(10年落ちモデル)
  • 本体価格90万・総額102万円
  • 走行距離:3.8万km
  • 修復歴なし

(例2)

  • 1996年式(10年落ちモデル)
  • 本体価格79万円・総額93万円
  • 走行距離:9.3万km
  • 修復歴なし

といった、他の軽では考えられない価格を示しています。

現在のモデルは、サスティンの仕様が変更になっており、オフロードの走破性より、むしろオンロード走行の快適性を強めたものになっています。中古車で出回っているのはこのモデルが多くなってきました。とはいえ、まだまだオフロード走行車のイメージが強いジムニー中古車には以下のような注意点があります。

ジムニー(中古車)の注意点

  • 中古車でもどのようにカスタムされているかは完璧には分からない
  • 背が高いため、高速道路では不安定
  • 小回りの利く車種ではなく、街中の舗装路ではメリットが発揮されにくい
  • 燃費が悪い
  • エンジンに負荷がかかりやすいため、エンジンオイルはこまめに交換

また、ATは高速走行向きで、MTは不整地走行向きとされます。

その注意点を踏まえてジムニーの中古車が欲しい、という方は、「ジムニー専門の中古車販売店」に絞って探すことをおすすめします。ジムニーのような根強いファンが多い車種は、専門店に中古車在庫とユーザーが集まります。自然と、代替えや乗り換えでジムニーを売りたい、という人もこういったお店で売却することが多く、中古車の乗り換えサイクルが作られていきます。スタッフにも専門家が揃っているため、一般の中古車販売店よりもこだわりを理解した提案をしてくれるでしょう。

BMW

BMW

故障しやすいと言われているBMWですが、中古車ではどうか、筆者の考えをお伝えします。基本的にBMWの故障率は、今のところ国産車とあまり変わりません。しかし注意点として、

  • 交換用の部品は寿命が短い=交換頻度が高い
  • 純正の交換用部品は比較的高い

といったことがあります。故障する、ということではないのですが、乗り続ける際のメンテナンスコストは多めにかかることを覚悟した方が良いでしょう。また、故障のリスクを抱えた車を判別するために

  • 今回お伝えしたようなチェック項目を確認
  • 必ず整備記録も確認する

を行いましょう。整備記録からは具体的に不具合があったのか、どのような状態で乗られていたのかを知ることができます。このポイントを押さえておけば、故障しやすい車を選ぶリスクを抑えることが可能です。

コラム:ボディタイプ別の中古車の選び方

ボディタイプ別に、中古車の選び方を知りたい方もいると思います。最後に、中古車で人気の軽自動車・ミニバンの選び方についてお話しします。

7-1.ミニバン中古車の選び方

新車価格で200万以上することが普通のミニバンは、中古車市場でも価格が高めです。しかし、価格にして50~100万・年式なら5年~12年落ちであれば、全く問題なく走る中古車を手に入れることができます。

パフォーマンスは上記のどちらでも正直変わりません。日々の使用に支障が出るようなトラブルはどちらも可能性はかなり低いと思って問題ありません。もちろん、高年式の方が車両の状態は綺麗なので、そのあたりをどこまで許容できるかで決めるのが良いでしょう。

ミニバン中古車のおすすめ車種と探し方について、詳しくは「ミニバン中古車の価格別おすすめ車種とお得に買う為の全知識」を参考にしてください。

軽自動車の中古車の選び方

軽自動車は価格の安さ、街中での使い勝手や収納性から中古車でも根強い人気があります。軽自動車の魅力として挙げられることが多いのが

  • 燃費の良さ
  • 広い荷室などの収納性

です。注意点として、前者の燃費のよさは、カタログ燃費と実際の燃費で差があるという事です。その為、e燃費などで実燃費を確認するのが良いでしょう。

「中古車の軽自動車/人気ランキングで分かるおすすめ軽自動車」では、軽自動車の中古車人気ランキング、実燃費データからおすすめの軽自動車をご紹介していますので参考にしてください。

もし、自分にぴったりの軽自動車の選び方が解らない方は「中古車の軽自動車ならこれ!あなたにぴったりな中古車が見つかる全情報」をご参考にしてください。

【超】お得な「非公開」中古車を紹介してもらう方法

中古車を購入するなら、安くて、しかも質の高い一台を入手したいものですよね。しかし、中古車市場のなかには、状態が悪いものや、他に比べて割高な車両も多く含まれています。

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