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中古車の陸送費/かかる日数・費用・納車費用との違いを解説

中古車の陸送費/かかる日数・費用・納車費用との違いを解説

中古車を購入する際に、遠方からの購入や離れた場所での納車などで「陸送費」が必要なのではと思うものの、実際いくらかかるのか?陸送にかかる日数はどれほどなのか?と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

中古車の陸送費は、販売店によっては納車費用に含まれている場合もあれば、別の費用として請求される場合もあります。今回の記事では、陸送費の相場とかかる日数、納車費用との違いについてお話しします。

陸送費が自分の場合、いくらかかるのかといった調べ方も合わせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

前提:陸送費とは何か

まず陸送費について簡単にご説明します。陸送費は、納車などのために車両を専用車両で輸送したり、指定場所まで運転して運ぶことにかかる費用です。

あくまで、車両を陸地経由で運搬する費用という名目のため、近隣での購入の場合でも、費用として発生する場合があります。中古車販売店でも、ディーラーでも、この考え方は同じです。

  • ※これに対して、船便などで車両を運ぶ場合は、「輸送費」という名目になることが多いです。

納車費用と陸送費の違い

陸送費は納車費用と何が違うの?と思う方もいるかもしれません。納車費用の違いですが、基本的には以下のような関係性です。

  • 陸送費とは基本的に輸送・運搬にかかる費用のみを指す
  • 納車費用は、洗車代・ガソリン代・登録費用・ときには陸送費など輸送以外の費用が含まれることが多い

そのため見積請求には、陸送費という項目自体がない場合もありますが、陸送・運搬のコスト自体は納車費用の中に計算されています。次に、中古車の陸送費の相場についてお伝えします。

中古車の陸送費の相場

陸送費の相場ですが、細かくは販売店・ディーラーによって異なります。利益をどの項目で取るかが販売店によって違いがあるためと、車種によって陸送手配の料金が変動するためです。

しかし、目安の金額はありますので以下をご覧ください。

距離の目安 陸送費相場 所要日数
・近隣の場合(同一都道府県・隣接県)
・2~3時間の移動
1~2万円 1日~2日
・遠方の場合
・5~10時間の移動
3~10万円 4~5日

間に2都道府県を挟むような距離の場合は、4~5日はかかるとみた方がいいでしょう。また、車のサイズが変わっても、金額は大きくは変わりません。

ちなみに、遠方への陸送は直便で行くわけではなく、一度中継地点を挟む場合が多くあります。
たとえば、東京から岐阜県で陸送を手配した場合、東京~岐阜県まで同じ便で行くわけではありません。

一度、名古屋の中継ステーションを経由し、そこで別便に乗せ換えて、岐阜まで運びます。その分の積み替え時間も、上記では考慮しています。

陸送費用の相場と日数の調べ方:ZERO陸送のHPで見積が出せる

陸送費用と必要日数を調べる確実な方法は「ZERO陸送」の料金検索を利用することです。ZERO陸送はもと「日産陸送」という名前で、日産の自動車工場から販売店への陸送をメインに行っていました。

業販・オークション市場のニーズを受けて、メーカーを問わず陸送を請け負うようになり今にいたります。

現在では、全国的に広いシェアを持っており、契約している販売店も多くあります。そのため、ZERO陸送の費用相場が業界全体に近いと思って良いでしょう。具体的な調べ方をお伝えします。

1.サイトにアクセス

ZERO陸送の料金検索ページを開きます。

陸送費用の調べ方01

2.メーカー・車種選択

「マイカー」か「オートバイ」を選択します。メーカー・車種を選択します。
この場合は「トヨタ」「エスティマ」を選択しました。

陸送費用の調べ方03

3.車両の状態選択

車両の状態を選びます。

  • 公道を自力で走行できる
  • 最低地上高は15cm以上
  • 車両の改造はない
  • お預かり・お届け場所は、イベント会場等ではない

の質問項目について「はい・いいえ」にチェックを入れます。

陸送費用の調べ方04

4.経路選択

経路で「片道・往復」を選択します。この場合は「片道」を選択しました。

陸送費用の調べ方05

5.引き取り(預かり)場所指定

引き取り(預かり)場所を指定します。この場合の引き取り場所とは「中古車を購入する場所・車両の有りか」として設定してください。「埼玉県」を選択します。

陸送費用の調べ方06

6.お届け場所指定

お届け場所を指定します。こちらはご自宅か、ご自宅に近い販売店の所在地の都道府県を選択します。
この場合は「岐阜県」を選択しました。

陸送費用の調べ方07

「お見積もりへ」をクリックすると、「引き取り場所」「お届け場所」に離島が含まれるかの確認が表示されます。離島でない場合は「離島は含まない」をクリックします。

陸送費用の調べ方08

必要な日数とともに、費用の見積もり結果が表示されました。注意点として、これは個人を対象にした見積もりのため、法人である販売店は台数規模を条件にこの調査結果より依頼単価を下げていることもありえます。

しかし、販売店も利益を上乗せする場合があることから、陸送費の相場はこの見積もり結果から「-0~1万円」を目安とすると良いと考えています。

陸送費を0にする・安くするための対策

ここまで陸送費の相場と計算の方法についてお伝えしましたが、次は陸送費をかけない、または少しでも安くする方法はあるのかについて詳しくお話しします。

陸送費を0にすることは可能か

「陸送費」という名目で費用がある場合に限定されますが、販売店まで直接車を取りに行く、つまり現地で納車を受けることで、陸送費を削る方法があります。

しかし、以下のケースに当てはまる場合は交渉が厳しいことを覚えておいてください。なぜ、陸送費のみの場合でしか有効でないかは以降の章でお話しします。

販売店が近くにあり、遠方からの取り寄せの場合

近隣の販売店で購入し、車両自体は遠方から取り寄せするパターンです。陸送費を含めて「取り寄せ費」として請求されるケースが主です。

あくまで購入先は近隣の販売店ですので、自分で取りに行ったとしてもスムーズに納車を受けることができません。販売店にも余分な手続きが発生しますので、費用削減は厳しいでしょう。

販売店が陸送業者に名義変更を依頼しているケース

実は陸送業者に「名義変更」代行を依頼しているケースがあります。これは、販売店が遠方(つまりあなたの自宅近く)まで名義変更の手続きに行くのは大変であるため、業者が車を届けると共に名義変更も陸運局で行ってくれるサービスです。

あなたが販売店に名義変更を委託し、それをさらに陸送業者に委託されているケースが有りうるわけです。このケースでは、自分で取りにいくとしても販売店から名義変更の手数料が見直される可能性があり、結局大きな費用削減は期待できません。

納車費用自体は0にはできない

販売店によって若干考え方は異なりますが、納車費用自体を0にするのは難しいと考えられます。納車費用には、車両の運搬(陸送)料金だけでなく、車両のクリーニング代・登録費用代行(上述のように、陸送業者にさらに委託していることもあります)・ガソリン代などが含まれているからです。

単純に、自分で取りに行くからといって、費用をまるごと削ってもらうのは正直、難しいことを覚えておいてください。

陸送費を安くする方法

陸送費を少しでも安くする方法は「自宅ではなく、地元の車屋さんに送ってもらう」ことです。理由としては以下の2点が挙げられます。

  • 自宅に陸送する場合、日時指定の条件が厳しいことが多く(週末のみなど)料金相場が上がる
  • 車屋であれば、営業時間内ならいつでも受け取れるため、料金が安くなる

日時指定をしなくても済むため、陸送費が安くなるという流れです。車屋さん宛てに送ってもらい、週末など都合の良いタイミングで取りに行くという方法をとるのがおすすめです。

ちなみに、自分で「この店舗に送ってほしい」という希望を販売店に出すこともできます。送り先にしたい店舗には、電話等で問い合わせをするのが確実です。しかし、中には営業方針や繁忙期などで、断られるケースもありえますので注意しましょう。

まとめ

いかがでしたか。今回の記事では、中古車の陸送費の相場と必要日数、調べ方についてお話ししました。陸送費の相場以外にも、陸送費は削れる費用なのか、中古車の諸費用についても知りたい方は多いと思います。

陸送費を0にすることは実質難しいのですが、それ以外の費用の値引き交渉については「中古車の値引きを必ず成功させる為に知っておくべき全知識」で詳しくお話ししていますので、参考にしてください。

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