中古車選びのポイント!失敗しない中古車購入の為の全情報

中古車選びのポイント!失敗しない中古車購入の為の全情報

中古車の購入を検討しているが、どこに注目して選べばいいのか分からない・購入する上でのポイントを知りたい、と悩んでいる方、また中古車の現車確認・試乗で見るべきポイントを知りたい、という方は多いのではないでしょうか。

中古車は1台1台状態も異なりますので、正しいポイントを知ることで安心して購入ができます。今回の記事では、中古車購入のポイントをすべてお話しします。また、中古車を売りたい方向けに査定を依頼する場合のポイントもお伝えします。賢い中古車選びのために、ぜひ参考にしてください。

目次

1.中古車購入全体の流れ

中古車購入全体の流れ

まず、中古車購入の流れをカンタンにお伝えします。中古車選びのポイントとして、今回の記事では「中古車選び~試乗・現車確認」の段階をメインでお話しします。「ほしい車種の絞り込み~購入方法の決定」のどの段階かはそれぞれ異なると思いますので、あなたがどの段階かによって、読み始める箇所を変えていただければと思います。

1-1.自分がほしい車種を絞り込む

もしあなたがこの段階であれば、まずは「自分がほしい車種」と「予算」を決めることから始めましょう。自分に合った車種をしっかり選ぶことが、間違いのない中古車選びの第一歩です。筆者のおすすめはまず「車の使用目的」を考えてみることです。
車の使用目的とは、例えば以下のような内容が挙げられます。

車の使用目的例

  • 街で買い物中心に使う
  • 大きな荷物を積み込む
  • 長距離移動を中心に使う
  • 家族で大人数が乗車する
  • 1~2人で走りを楽しむのに使う

最も重視したい目的が選べたら、車のボディタイプも自然と固まってきます。そうして決まった車のタイプと「ここまでなら出せる」という予算から、探す車種を決めましょう。ちなみに、1車種まで絞り込まずに、2~3車種ほどまで絞り込むのが良いと思います。中古車は市場の動向に左右されるものですし、欲しい車種が確実にあるとは限らないからです。(在庫が豊富な有名車種の場合はこの限りではありません)

目的と予算から、自分に合った車種を絞り込む方法については「あなたに合った中古車の探し方が分かる!タイプ別の秘訣紹介」を参考にしてください。

1-2.購入方法・探し方を決める

次に、購入方法です。あなたがどのような方法で中古車を探す・購入するかを決めましょう。中古車の探し方・購入方法にはいくつかありますが、主に5つの方法があります。

中古車の主な探し方・購入方法

  1. 中古車販売店で購入する
  2. 中古車ディーラーで購入する
  3. 中古車検索サイトで探す→中古車販売店で購入する
  4. オークション代行を依頼する
  5. 個人間売買で購入する

このうち、4~5の方法は、よほど手慣れた方でない限り、リスクも高いため筆者としてはおすすめしません。具体的には5.の場合は法的手続きも自分で行う必要がある・トラブルになった場合には自己解決する必要がある、といったことがあります。筆者としては1~3.の方法をおすすめします。

自身に合った中古車の探し方・購入方法を決めるための基準について詳しくは「中古車の賢い買い方が分かる!買い方の手順と注意点をご紹介」を参考にしてください。こちらの探し方についても、どれか1つで、と絞り込む必要はありません。中古車販売店とディーラーのどちらも利用して探す方もいます。

次の章からは、いよいよ中古車選びの重要なポイントをお話しします。

2.中古車選びのポイント

中古車選びのポイント

まず、中古車を選ぶ際の重要なポイントを列挙しますのでご覧ください。

中古車選びのポイント

  • 走行距離の基準
  • 年式の基準
  • 中古車販売店の選び方
  • 車検の有無について
  • 保証の有無
  • 問い合わせのポイント
知っておくべきリスクと対策

  • 修復歴車のリスク
  • 水没車のリスク
  • 塩害車・雪害車のリスク
  • 諸費用に利益を過剰に乗せられるケース
  • おとり在庫のケース

それぞれのポイントについて、次から具体的にお話ししていきます。

2-1.走行距離選びのポイント

中古車の走行距離は何をポイントにして見れば良いか気になる方も多いと思います。よく「走行距離10万kmが中古車の寿命」と言われていますが、それは実情とは異なる、というのが筆者の見解です。

もちろん、時間の経過と共に車の機能が全く劣化しないという訳ではありませんしオイル交換などのメンテナンスは当然必要です。

しかしオイル交換は10万kmまでいかない場合でも必要な部類のメンテナンスですし、今では500円で対応してくれる販売店もあります。

現実的には、走行距離が10万km~15万kmの中古車であっても、後にお話しする修復歴車などを除けば全く問題なく走る車が大半です。その中でもトヨタ車などは特に経年に強く、海外では20万kmを超えても走っている車がよく見られます。

一方で、短い走行距離を希望するなら、自然と高年式になり、中古車の価格も上がります。また高年式の車は外観も綺麗なものが多くなります。それを踏まえて、走行距離のポイントは3つです。

走行距離のポイント

  • 15万kmまでなら問題なく走る中古車が大半
  • 価格の安さよりも、新しさや綺麗さを重視するなら3~7万km
  • 問題なく走れば、あとは価格の安さで決めたいなら8~12万km

※3万km以内は、3年落ち以下の中古車である場合が多く、中古車市場に出回りにくいため除外しています。未使用車や試乗車落ちといった中古車ならこちらに当てはまるでしょう。

2-2.年式選びのポイント

中古車の年式の選び方についても同様です。高年式であるほど中古車の見た目・内装は綺麗ですが、10年落ちが中古車の寿命というのも少し前の話です。問題なく走れば良い、というなら15年落ちまでの中古車でも問題ありません。

車の綺麗さや新しさを重視する方は、3~6年落ちあたりがおすすめです。また、車のフルモデルチェンジは5~7年ほどの間隔で行われるため、車体のデザインや外観も大きく変わることが多くあります。一世代前のデザインは避けたい方も、同様に3~6年落ちあたりまでを選ぶのが良いでしょう。

ポイントをまとめると

  • 綺麗さやデザイン重視なら6年落ちまで
  • 問題なく走る車で、綺麗さより価格重視なら7~12年落ちまで

を目安にするのがよいでしょう。

ここまで挙げた走行距離・年式の考え方については、この後でも触れるような修復歴車(事故車)や故障車にあたらないことが前提です。むしろ筆者としては、そういったポイントが走行距離・年式よりも重要だと考えています。走行距離・年式だけに捉われると、リスクのある中古車を見抜けない可能性がありますので注意が必要です。

2-3.中古車販売店の選び方

中古車選びにおいて、車本体はもちろん、購入する販売店のチョイスも気になるところでしょう。中古車は定価が無いものですから、安心して購入する為には信頼できる販売店を見つけることが大切です。これからご紹介するポイントをクリアしているかを目安にしてみましょう。筆者は中小~大手の中古車販売店のスタッフとお話する機会も多いのですが、信頼できる販売店は以下のようなポイントにも、きちんと応えてくれるものです。

2-3-1.こちらの疑問に面倒がらず答えてくれるか

初めて中古車を購入する場合、見積もりの項目ひとつ取っても分からない単語もあるでしょう。また、中古車検索サイトなどで気になる中古車を見つけた場合、店舗に行く時間がなくて電話で問い合わせることもあると思います。その際に、傷の具合などを詳細に伝えてくれるかどうかに注目です。「新品同様ですよ」「私は全然気にならないですね」と、具体的に教えてくれない店舗は信頼できない販売店の可能性があります。多少大げさにでも傷の具合を細かく伝えてくれる店舗の方が安心して購入できるでしょう。

また、多くの人が良く分からないからとスルーしがちな一方、後からトラブルの種になることがあるのが契約書の項目です。不安な項目があれば気の済むまで聞いてみてください。この段階でのらりくらりとかわそうとする販売店には要注意です。

2-3-2.利益にならないことにも親身にアドバイスをくれるか

たとえば、自動車保険・燃費関連は中小の販売店からすれば直接目の前の利益にはならないことが多くあります。そのような自店舗の利益から遠いことにも、親身になってアドバイスをくれるのが良い販売店といえるでしょう。悪質な店舗は「売る為に必要なこと」だけに力を注ぎますので、質問してみると違いが明確に分かることがあります。

2-3-3.カーセンサー・グーネットなどで販売店の口コミをチェックする

カーセンサーやグーネットでは中古車在庫を掲載している販売店の情報を見ることができます。そこで、ユーザーからの口コミがある店舗なら必ずチェックしましょう。
※中古車ディーラーは含まれていませんのでご注意ください。

口コミは自演の可能性もあるので、全てが真実とは限りませんが

  • 良い点とともに、悪い点も説明している口コミは信用度が高い
  • とにかくベタ褒めだが、具体的な褒めポイントがない(とにかく最高で大満足です、など)口コミは疑ってみる

の2つを目安にすると良いでしょう。

これらの3点を、信頼できる中古車販売店を選ぶ際の目安にしてみてください。

2-4.車検の有無について

中古車には車検が残っていない車も多くあります。その場合、以下の3つのパターンが存在します。(記載は微妙に異なる場合がありますので、ここではカーセンサーの記載を例として扱います)

1.車検整備付(もしくは車検整備込)

納車までに車検・車検整備を実施。
上記に必要な費用は車両本体価格に含まれており、自動車取得税・自動車重量税の法定費用を含めた諸費用が別途必要になります。

2.車検整備別

納車間でに車検・車検整備を実施。
車両本体価格以外に自動車取得税・自動車重量税の法定費用を含めた諸費用と、車検整備費が別途必要になります。

3.車検整備無

購入時には車検整備は実施されません。
購入後、別途車検整備を整備工場などで実施してもらう必要があります。その際に上記と同様の法定費用・車検整備費がかかります。

結論、手間と費用からすると、1→2→3の順におすすめですが、安い中古車の場合、2か3のパターンに当たることが多くあります。身近にお願いできそうな整備工場が無いなら、3のパターンの中古車は避けるのが無難でしょう。

2-5.保証の有無

やはり、保証のついている中古車を選ぶのが良いでしょう。以前は、保証制度は新車の場合がメインでしたが、ユーザーのニーズに応えて、保証を設ける中古車販売店が増えてきました。中古車検索サイトのカーセンサーやGooでは

  • カーセンサーアフター保証
  • Goo保証

などの公式保証をつけている中古車在庫・販売店もあります。

一方、販売店保証の内容はお店によって様々ですので、気になった中古車については必ず保証内容を確認しましょう。期間について、半年より長い販売店保証は中古車ではあまり見かけませんが、有償プランに変更すれば保証期間を延長することももちろん可能です。

3.中古車の知っておくべきリスクと対策

中古車の知っておくべきリスクと対策

ここからは、中古車購入にあたって、知っておくべきリスクとその対策についてお話しします。賢い中古車選びは、いかにリスクを避けてメリットを取るかが重要です。以下の項目をぜひ参考にしてください。

3-1.修復歴車のリスク

修復暦車(事故車)とは、事故などで車の骨格(フレーム)に損傷を受けた車を指します。こういった車のリスクとしては、

  • 文字通り車の骨格部分の損傷なので、走行機能に支障が出る場合がある
  • 構造部分のダメージは連鎖する場合があり、事故につながるケースがある
  • メンテナンス、修理代がかさみ、値引き分より割高になる場合がある

といった事があり、率直に言って修復歴車は購入するべきではありません。

多少の修復歴であれば安くなるのでおすすめ、という意見もありますが、どこまでが許容範囲なのかは、プロでも容易に分かるものではありません。まず修復歴車は購入しない、と考えるのが良いでしょう。中古車の修復歴について詳しくは「中古車の修復歴のリスクと安全な中古車を見分けるポイント」を参考にしてください。

3-2.水没車のリスク

次に挙げるリスクが水没車のリスクです。沿岸・河川地域などで水害を受けた車のことで、外見は普通でも、電装系に異常をきたす可能性があります。また、この水没車は「修復歴」には含まないので、検索結果や車両情報から見抜くことが難しくなります。

  • 空調を止めて、車内から雑巾のような臭いがしないか
  • シートベルトを限界まで引き出して、泥のような染み・ラインが無いか

などが水没車を見抜くポイントです。

3-3.塩害車・雪害車のリスク

海岸地域や積雪地域の車は、潮風や雪に晒されていることがあります。そうしてダメージを受けた車が塩害車・雪害車です。これらの車に共通するダメージは錆です。雪(つまり水)や潮風に常に晒された車は錆・腐食が進みやすくなります。

外装は綺麗にコーティングされていても油断は禁物です。普段あまり見ないようなエンジンルームや、トランク奥などをチェックして周りと比べて不自然に錆びている箇所があれば、塩害車・雪害車の可能性があります。

ここまで、主な故障車のリスクについてお話ししてきました。
この他にも、メンテナンスされていたか、大事に乗られていたかどうかも大切なポイントです。中古車の現車確認でのコンディションチェックは、「中古車を購入する前にチェックするポイントを紹介」を参考にしてください。これらの項目を押さえておけば、問題のある車を選んでしまう可能性を限りなく下げることが出来るでしょう。

3-4.諸費用に利益を過剰に乗せられるリスク

中古車の購入に必要な費用は、大きく以下の2つに分かれます。

中古車購入に必要な費用

  • 中古車の車両本体価格
  • 法定費用(税金など)と販売店手数料

このうち、後者が中古車の諸費用と呼ばれるものです。法定費用は国が定めたものなので、車種や状態によって明確に決まっています。販売店手数料は、名義変更などの代行費用・納車費用などが含まれていて、店舗によってさまざまです。

注意すべきなのは、安い中古車本体価格でユーザーを惹きつけて、諸費用(販売店手数料)に過剰に利益を乗せているケースです。こういった店舗は場合によって大きく値引きをしてくれることもありますが、実際には過剰に利益を乗せた分から引いているので、車本来の価値からすればお得にはなりません。あなたが欲しい中古車の表示価格が車両本体価格なのか、諸費用込みの総額なのかに注意することと、自分の場合の諸費用の相場を知っておくことで回避できます。

中古車の諸費用については「中古車の購入時に掛かる諸費用を徹底解説」を参考にしてください。

3-5.おとり在庫のリスク

身近な例を挙げると、不動産の賃貸などで見られるケースです。HPやチラシなどで魅力的な物件につられてお店に行くと、さきほどちょうど借り手がついてしまったと言われ、別の物件を紹介されるパターンです。ユーザーとしても今から別のお店にいくのも面倒なため、そのまま購入してしまうことがあります。

現在、カーセンサーやGooなどは、この「おとり在庫」を禁止していますが、確実に規制できるわけではありませんので、可能性はゼロではないと考えた方がいいでしょう。もちろん実際に売れてしまったケースも有り得ますが、売約が当日なのに車両自体もない、等であれば「おとり在庫」の可能性を疑いましょう。

4.中古車現車確認・試乗のポイント

中古車現車確認・試乗のポイント

中古車は1台1台状態も異なりますし、先ほどお伝えした修復暦車やメンテナンスが充分でない車を避けるためにも、現車確認の正しいポイントを知っておく必要があります。中古車の現車確認のポイントは、以下の2つに分かれます。

中古車の現車確認ポイント

  • 試乗を許可してもらい、実際に運転してチェックする
  • 車が止まっている状態で現車のコンディションを確認する

まず、1.の試乗でのチェックポイントについてお話しします。試乗で見るべきポイントは以下の3つです。

4-1.視野を確認する

自分の運転しやすい姿勢にシートを調整し、運転席から見える視野を確認しましょう。外観や雰囲気が気にいった車だとしても、実際に運転する立場になると、視野が合っていないという事もあります。わずかな試乗の間であることや、車自体は気に入っていることから、気にせずそのまま購入するケースもあります。

しかし、視野が合わないと思っている以上に運転がしづらいものです。疲れやすくなったり、事故の可能性が増します。少しでも違和感を感じたら、慎重に検討しましょう。特に右折・左折の場面で、対向車や車体の死角が見えにくくないかの確認は必須です。

4-2.まっすぐ走るかどうか

直線道路で、ハンドルを握らずにそっと手を添えるだけにし、まっすぐ走るかを確認しましょう。もし、左右どちらかに勝手に動いていくようなら要注意です。これは修復暦車(事故車)によく見られる症状で、タイヤやホイールをはじめ、動力を伝える部品の角度・取り付け部分の調整が狂っていることで起こります。修復暦車は事故によって車の構造部分にズレや損傷が生じていて、これが調整の狂いにつながるのです。上記のような症状があれば、修復暦車の可能性を疑いましょう。

4-3.ギア・ミッションの入りを見る

オートマ車でも、マニュアル車でも、ギアを切り替えてみてスムーズに入るか確認しましょう。これがスムーズでなければ、購入を見送ることをおすすめします。

ギア・ミッションの確認ポイント

  • マニュアルで、ギア切り替えがスムーズでない・違和感がある(クラッチが磨り減っている可能性があります)
  • オートマでギアを切り替える際、ガクン、となるような大きめの変速ショックがある

これらに当てはまるようなら、後々トラブルに繋がりかねませんので購入は控えましょう。

ここまで、試乗でのチェックポイントについてお話ししました。上記でご紹介しているような修復歴車の可能性かないかなど、現車確認でのチェックポイントは「中古車を購入する前にチェックするポイントを紹介」で詳しくお話ししていますので参考にしてください。これらのポイントを押さえておけば、リスクのある中古車を選んでしまう可能性は限りなく低くできます。

5.賢く中古車を買うために:おすすめの選び方のポイント

賢く中古車を買うために:おすすめの選び方のポイント

ここまで、中古車の選び方のポイントや注意点を中心にお話ししてきましたが、より賢く・お得に中古車を購入する為のポイントを知りたい方は多いと思います。以下に、筆者おすすめの選び方をお伝えしますので参考にしてください。

5-1.不人気車を選ぶ

中古車の価格というのは、中古車市場でのニーズに左右されます。たとえ古い車種であったとしてもその車を中古車で欲しがる人が多ければ、価格は高くなります。一方で欲しがる人が少ない車種は、自然と中古車の価格も下がります。

しかし欲しがる人が少ない=車として問題があるとは限りません。自分が譲歩できる範囲を知ることで、充分な機能を持った車をお得に購入することができます。人気の色でないボディカラーに注目することはよく聞かれますが筆者としてはメーカーに注目することをおすすめします。

5-1-1.トヨタ/ホンダは人気だが中古車価格は高め

国内・海外で広い支持を集めるトヨタ/ホンダは中古車でも価格が高い傾向にあります。特にトヨタの人気車種は価格が落ちにくく、市場に流れ始める際の相場も高めです。

5-1-2.狙い目はマツダの中古車

それに対して、マツダは中古車でも手の出しやすい価格が多くあります。ひとつ例を挙げるとビアンテはマツダのミニバンですが、この車種は両側自動スライドドアを備えていることなど、機能面ではトヨタのミニバンにも引けを取りません。
2016年4月時点での、2011年式の中古車価格をカーセンサーで調査してみると、

  • トヨタ ノアの中古車相場:170~190万円
  • マツダ ビアンテの中古車相場:140~150万円

という差がありました。総じて価格が高めのミニバンでこれだけの差が出ますので、メーカーに強いこだわりがない場合、選択肢に入れる価値は充分にあるでしょう。

5-1-3.リセールバリュー(使用後の売却価値)はあまり気にしない

人気メーカー以外の中古車を買う際に、後々手放すときに価格が下がるのではないか、と心配する方もいます。中古車の場合、年数の経過と共にある程度価格が落ちることは避けられないことと、市場の動向や新車の人気推移で大きく相場が変わることも有り得ます。そのためマツダ車に限らず、中古車で購入する際には次に手放す際の売却金額はあまり計算に入れない方が良いでしょう。

一方で稀少な人気車種や、一部に熱いファン層を持つ車種、海外のニーズが高い車種は価格が下がりにくくなります。中古車の購入前に、その時点での売却価格を知りたい方は「中古車買取相場のおすすめの調べ方・使えるサイトを徹底紹介」を参考にしてください。

5-2.ディーラーの代車落ち中古車を選ぶ

筆者がおすすめするのは、ディーラーの代車落ち中古車を選ぶことです。意外と知られていませんが、代車として使用されていた車がモデルチェンジなどで役目を終えた後、中古車として流通していることがあります。こういった中古車は

  • ディーラーだからこその充実した整備・メンテナンスが実施されている
  • 代車としての使用の為、年式に対して走行距離が少ない

というメリットがあります。価格も手頃になっていることが多く、非常にコスパの良い中古車と言えるでしょう。具体的な探し方としては、やはり同メーカー系列などの中古車ディーラーで出回ることが多いです。D-Ucarなどの、中古車ディーラー在庫が検索できるサイトで探すのがおすすめです。

6.中古車問い合わせのポイント

中古車問い合わせのポイント

中古車を見つけたら、中古車検索サイトから問い合わせ申し込みをするか、直接電話で問い合わせる事になるでしょう。中古車検索サイトから問い合わせをした場合は、販売店から電話・メール等で連絡が入ります。ここでは、問い合わせの際に確認しておくべきポイントをお伝えします。

6-1.その車の状態、傷や凹み

写真だけでは分からない、傷や凹みの状態については来店前に確認しておきましょう。この度合いをしっかり教えてくれるかどうかで販売店の信頼度も分かりますが、「実際見てみない事にはユーザーがどう思うか分からない」という信条の販売店もあります。

6-2.交換した方がよさそうな部品

販売店の視点で、乗り始める際に「交換した方が良い部品」はあるかを聞いておきましょう。事前に交換費用などが発生する可能性があるか分かれば、交渉準備や予算の調整が出来ます。

6-3.本体価格以外の諸費用はどれだけかかるか

車両本体価格以外の諸費用についても確認しましょう。本体価格しか掲載されていない場合はもちろん、諸費用込みの総額が記載されていたとしても確認するべきです。諸費用は希望のオプションや、保証内容によって変わることがある為です。また額面しか書かれていない事も多いので、問い合わせ段階で含まれる項目を把握しておけるとスムーズです。

6-4.中古車ローン利用希望の場合はローン金利

中古車ローンを希望するなら、ローン金利を確認しておきましょう。金利は販売店によって微妙に異なるためです。場合によっては、販売店で組むローンではなく、金融機関で申し込む自動車ローンの方がお得な場合もあります。

6-5.保証がつくかつかないか

保証がつくかどうか、つくとしたら無償(車両本体価格に含まれているのか)・有償(諸費用としてプラスされるのか)を事前に確認しましょう。可能であれば、保証期間だけでなく、適用走行距離・対象の修理など、細かい保証内容まで聞けると理想的です。

6-6.問い合わせのポイント:中古車詳細に掲載済みの情報も聞いてみる

これらのポイントは、中古車検索サイトなどの情報欄に書いてあったとしても聞くようにしましょう。時間の経過と共に情報が変わっていたり、まれですが中古車情報は定型文で済ませている販売店もある為です。

またもうひとつ、販売店側は来店を促すため、全部の質問には答えない場合もあることに注意しましょう。販売店からすると、全部の情報をくまなく得たユーザーは来店してくれないと考えるものです。そのため営業方針として「実際来店してもらってから」という返答があったりします。問い合わせ段階で不明点があった=信頼できないとは一概に言い切れないのが実情です。
ただ、上記にご紹介した5つのポイントのうち、3つ以上教えてもらえない場合は要注意だと筆者は考えています。

まとめ

いかがでしたか。今回の記事では、中古車選び・購入のポイントについてお伝えしました。上記を参考に、ぜひ賢い中古車購入に役立ててください。また、中古車査定・買取を依頼しようと思っている方に向けて、中古車査定のポイントもコラムでお伝えします。こちらも参考にしてください。

コラム:中古車査定・買取のポイント

乗り換えや諸事情で、現在所有している車の中古車査定・買取を依頼したいと思っている方も多いと思います。中古車査定の方法については、現在はネットを通して申し込むのが一般的ですが、大きく分けて査定の申し込みには2種類あります。

査定の申込方法

  1. 中古車買取店(買取店が運営する中古車買取サイト)
  2. 中古車一括査定サイト

1.については、ガリバーなどの中古車買取店に直接査定依頼をすることを指し、複数社の比較ができない一方で、迅速な買取がメリットです。価格よりもすぐに売れることを優先する人に向いています。
2.は地元の複数買取業者に一括で査定依頼ができるサービスのことです。複数の業者を比較するので、手間はかかるが出来るだけ高値で売却したい人に向いています。しかし、電話が一斉にかかってくるなどの注意点があります。
あなたに合った、車の査定方法を選ぶことが重要です。

中古車査定のポイントについて詳しくは「中古車査定サイト/2016年のおすすめサイトを徹底検証」を参考にしてください。

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