3万キロの中古車は買い?走行距離を選び間違えない為の秘訣

3万キロの中古車は買い?走行距離を選び間違えない為の秘訣
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中古車を探している時に「走行距離3万キロ」前後の車を目にすることも多いと思います。しかし、同じ走行距離3万キロでも10年落ちから2年落ちまで、さまざまな年式のものが存在します。「どの走行距離・年式を選ぶのが自分には一番いいのか?」「3万キロの中古車って”買い”なの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、3万キロ中古車のメリット・デメリット、タイプ別におすすめの走行距離までお伝えします。3万キロの中古車に限らず、あなたがどの走行距離や年式を選べばいいかすぐに分かる内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。

走行距離3万キロ中古車のメリットと注意点

それでは、具体的に3万キロの中古車を選ぶメリットとは何でしょうか。走行距離3万キロの中古車には主に、以下のようなメリットと注意点があります。

メリット

車両状態・外観が綺麗であること

あくまで中古車として考えるのであれば、走行距離3万キロはかなり新しい部類に入ります。仮に1年で1万キロ走ると考えれば、3年落ちの中古車ということになります。ちなみに新車で購入した後、乗り換えが本格的に始まるのが3年落ち以降と言われています。そのためワンオーナー(1人の所有者にしか乗られていない車)で、使用に伴う汚れや傷がほとんどない車も 容易に見つけることができるでしょう。

現行モデルが手に入ること

一般的に、車のフルモデルチェンジは5年~7年前後のスパンで実施されます。フルモデルチェンジがあると、車のデザインも大きく変わることもあります。これは新車で購入したオーナーの「一世代前の車は乗りたくない」という心情を刺激し、乗り換えを促進する意味もあるわけです。3万キロ前後の中古車であれば高い確率で現行モデルの中古車が手に入ります。外観だけでなく、最新の安全機能が備わっていることも多いので安心です。

デメリット

中古車の中では価格が高い

走行距離が短い、または高年式な中古車はどうしても価格が下がりにくいものです。新車に比べると充分安い場合もありますが、走行距離5万キロ~、5年落ち以降の中古車に比べるとやはり価格は高くなります。激安価格の中古車を探している方には向かないでしょう。

事例として、ホンダ フリードの1.5Gグレードの2013年式・修復歴なし・カーセンサー認定中古車を走行距離の違いで比較してみると、以下のようになっています。

走行距離 本体価格 中古車総額 新車価格と本体価格の差異
3万キロ 165万円 180万円 9万円
5万キロ 148万円 165万円 26万円
  • ※2016年5月20日時点のカーセンサー中古車情報から調査

フリードGグレードの新車価格は174万円なので、3万キロの場合はほぼ価格に差がないことが分かります。今回は分かりやすい事例をお伝えしましたので、中古車価格は3万キロの場合でももっと安くなることもありますが、「中古車としては高い部類」であることは認識しておくべきです。

市場に出回る数が少ない

さきほど申し上げたように、未使用車などを除けば、新車が購入されてから本格的に中古車市場に出回るのは3年後といわれます。特に、現在は車の保有期間も延びていますので3万キロの(3年落ち前後)中古車は市場に出る数が少なく、選択肢が限られることがあります。

年式と走行距離の関係

走行距離と合わせて知っておくべきなのが年式と走行距離の関係です。一般的に、1年間の走行距離は8,000キロ~1万キロが適切と言われています。おおむね、1万キロの走行距離に対して1年落ちになる計算です。年式と走行距離を見比べてみれば中古車がどのように使われていたか想像できます。

使用年数に対して走行距離が少ない場合でも、単純に「そこまで走っていないから程度が良い」とは言い切れません。走行距離3万キロの車でも、極端に言えば以下のようなケースがありえます。実際に、中古車検索サイトでもこのようなケースを見つけることができます。

1.走行距離3万キロ/6年落ちの場合

年式落ちに対して走行距離が比較的少ない場合です。たとえば、週末しか乗られていないようなセカンドカーや、短距離の移動をメインで使われていたと推測できます。

もしくは、最初の3年間は普通に運転されていて、あとの3年間は倉庫や青空駐車で放置されていた車かもしれません。後者の場合、車の塗装や内部の消耗品などが傷んでいる可能性があり、購入するにはリスクがあります。

2.走行距離3万キロ/1年落ちの場合

運転する機会が相当多いか、1回での移動距離が長距離に及ぶような使い方をされていた車です。おそらく高速道路の運転がメインと考えられます。しかし、高速道路の運転は車のダメージが少ないことから、そこまで問題はありません。

筆者の見解を言うなら、どちらかといえばお買い得なのは後者ですが、あえてどちらも選ぶことはないというのが正直なところです。

  • 1.のような条件の中古車は一時期放置されていた可能性がある
  • 2.は走行による劣化はそこまで無いが、価格基準は年式の方が影響するため価格もそこまで下がりにくい(1年落ちの中古車とあまり価格が変わらない可能性がある)

というのが理由です。上記のような優劣を慣れないうちに判断するのはなかなか難しいものです。同じ3万キロの走行距離なら、1年間の走行距離が8,000~1万キロになる中古車が無難です。

ベストな走行距離の考え方

ここまでの話を踏まえて、「自分は3万キロの中古車にしようかな」と思った方もいれば、「自分は3万キロの中古車じゃなくていいかな」と思った方もいるかもしれません。そういった方に向けて、重視する項目別におすすめの走行距離をご紹介します。(前提として、1年間の走行距離1万キロとして考えます)
あなたがどれに当てはまるかで、適した走行距離が分かります。

新しさ・車両の綺麗さ重視なら3万キロ~5万キロ

走行距離が3万~5万キロの中古車は、大事に乗られていたものであれば経年によるキズや汚れも少ない状態です。価格の安さという中古車のメリットも捨てがたいが、その中でも新しい車に乗りたいという方は走行距離3万キロ~5万キロの中古車がおすすめです。事例でもご紹介しましたが、走行距離5万キロになると中古車のメリットである価格の安さも顕著になってきます。筆者個人は、新しさと価格の安さを備えている5万キロの中古車を推したいと思います。

価格重視なら6万キロ~10万キロ

中古車は走行距離が5万キロを超えたあたりで価格が下がる傾向があります。これは購入層が「5万キロいっている車はちょっと…」とためらいがちであることと無関係ではありません。市場での需要が下がれば中古車の価格も下がります。

安全に乗れる車をとにかく安く買いたい方には、走行距離6万キロ~10万キロの中古車がおすすめです。もしあなたが価格の安さを重視したいなら、8万キロ前後の中古車を選んでもOKということになります。
10万キロ近い中古車では、上記にご紹介したようなメンテナンスが実施されているか、もしくは中古車販売店で部品交換まで対応してくれるかを確認しましょう。

走行距離にかかわらず安全な車を選ぶためのポイント

中古車は新車とは異なるため、どれだけ新しくても以下のようなリスクが付きまといます。走行距離3万という比較的低走行距離の中古車であっても、これらのケースに当てはまる車は選ぶべきではありません。

中古車のリスク

  • 故障車のリスク
  • 修復歴車(事故車)のリスク
  • 水没車のリスク
  • 塩害車・雹害車・雪害車のリスク

故障車なんて選ばないから大丈夫、という方も多いかもしれませんが、たとえば水没車は修復歴には含まれないため、販売時に申告されていないこともあり得るのです。そのため、不具合やリスクがないかを見抜けることが賢い中古車選びには必要です。

誰でもできる具体的なチェック方法は「中古車を購入する前にチェックするポイントを紹介」で詳しくお話ししていますので現車確認の際は、必ずこれらのポイントを押さえておきましょう。

まとめ

いかがでしたか。今回の記事では、走行距離3万キロの中古車のメリットとデメリット、そしておすすめの走行距離についてお話ししました。筆者の見解からすれば、走行距離5万キロ前後の中古車は、中古車としてのお得な価格と、車両の新しさや最新の機能を備えているケースが多く、コスパの良い中古車だと思います。

しかし、繰り返しになりますが「1年につき8,000~1万キロ」走行しているような中古車を必ず選ぶようにしましょう。 特に、3万キロで6年落ち以上になっているような中古車は放置車両の可能性もあるため要注意です。一定の間隔で運転・メンテナンスをしていない車は思った以上に早く痛みます。よりリスクを減らすために、上記でご紹介したコンディションチェックは必ず実践してください。

コラム:走行距離から中古車を探す方法

今回の記事を読んでいただいて、実際に希望の走行距離で中古車を探したい!という方もいると思います。ここでは、中古車検索サイトの代表的な2つ、カーセンサーとGooを対象に「希望の走行距離で中古車を探す方法」を具体的にお伝えします。ぜひ、ここでご紹介する方法に添って中古車を検索してみてください。

カーセンサーでの検索方法

まず、カーセンサーで希望の走行距離から中古車を探す方法をお伝えします。
参考例として「BMW 3シリーズを埼玉県で探す」流れを実践してみましょう。

1.サイトにアクセス

カーセンサーにアクセスします。

2.メーカー選択

メーカーを選択します。ここでは「BMW」をクリックします。

走行距離からの中古車検索:カーセンサー01

3.車種選択

車種一覧が表示されますので、3シリーズをクリックします。もしくは、車種ごとにチェックボックスがありますので複数にチェックを入れれば、複数車種を同時に検索できます。

走行距離からの中古車検索:カーセンサー02

4.エリア選択

エリアを選択します。ここでは「埼玉県」にチェックを入れました。「チェックした地域の中古車を検索する」をクリックすると、該当エリアの中古車在庫一覧が表示されます。

走行距離からの中古車検索:カーセンサー03

5.走行距離指定

検索結果画面で、走行距離の項目を変更します。「走行距離3万Km~5万Km」に設定しました。こちらを変更すると、「○台検索する」のボタンで台数が変わりますので、そちらをクリックして完了です。

走行距離からの中古車検索:カーセンサー04

グーネットでの検索方法

次に、グーネットで希望の走行距離から中古車を探す方法をお伝えします。
参考例として「トヨタ エスティマを大阪府で探す」流れを実践してみます。

1.サイトにアクセス

グーネットにアクセスします。

2.メーカー選択

メーカーを選択します。ここでは「トヨタ」をクリックします。

走行距離からの中古車検索Goo01

3.車種選択

車種一覧が表示されますので、エスティマをクリックします。こちらもカーセンサーと同様、車種ごとにチェックを入れることで複数車種での検索が可能です。

走行距離からの中古車検索Goo02

4.エリア選択

エリアを選択します。ここでは「大阪」にチェックを入れました。大阪を直接クリックするか、「チェックした地域で中古車を絞り込む」をクリックすると、該当エリアの中古車在庫一覧が表示されます。

走行距離からの中古車検索Goo03

5.走行距離指定

検索結果画面で、走行距離の項目を変更します。「走行距離3万km~4万km」に設定しました。こちらを変更すると、「該当件数 ○件」の件数が変わりますので、「この条件で検索」をクリックして完了です。

走行距離からの中古車検索Goo04

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